「そうですね……、私もゴルゴンゾーラのショートパスタとスープとサラダ、ドリンクのセットにします。」
注文が終わるとヒールとフットカバーを脱ぎ、足湯に浸かる。
亮平が海と自分を交互に見ているのを何故?と言った感じで見つめていると隣の女性たちの会話が聞こえてくる。
どうやら亮平の事を話しているらしく「背高いしスマート。」「ガタい、いいよね〜。」「あんな人と付き合ってみたい。」等々。
(亮平さん、素敵だから見ちゃうよね。)
まだ結婚してないのに。との言葉で将来を考えてくれてるんだ。と思い嬉しくなるが隣の女性たちの会話が怪しくなり始める。
「彼女、離れたら声掛けてみる?」「年の差ありそうだからあの娘相手じゃアッチに満足してないんじゃない?」等々。
(あの人たちが言ってること亮平さん、どう思ってるのかな?満足ってかそこまでまだ進んでないんだよね。)
「迷惑と思ってません…、そうですよね、勘違いされていて違う苗字だと変に勘ぐられちゃいますもんね。」
ドアマンとフロントのやり取りのせいでそう応えたと言われ…。
(亮平さん、将来のことどう思ってるんだろう…。
勤め始めてまだまだだけどいつか家族欲しいなぁ。)
「あっ、はい、早くに戻れば仕事に間に合いますね。」
同じように軽く手を合わせ頂きます。と言いサラダから食べ始める。
「桟橋や〇レンガの距離ならヒールでも歩けますよ。」
会話をしながら食事をし終わり間際にリップが取れたと席を外すとやはり隣の女性たちが亮平に声を掛けている。
それを気にしながら化粧室に向かう胡々希。
−−−佐久間スポーツジム−−−
「(ぶっちゃけるしかないか、どうする?俺。)
いやぁー、へへへっ…、実は友……否、知人が井ノ上さんと知り合いで……、様子を見てきてほしいと言われてしまって…
バイト代出すからと言われて、俺、ちょうど今金欠でそれで探りに来ました!」
焦りながら大西に話す深澤、そして少し金回りがよくなれば亮平と胡々希のことはその知人に話すと言う。
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