手を繋いでコンビニに入ると冷蔵庫前へ。
「日焼け止めと日傘も持ってきてます。
飲み物はミネラルウォーターとそう言えばお昼ご飯は何を食べるんですか?
(亮平が答えてから)お茶(紅茶)にします。」
亮平も選び終わり、衛生用品コーナーで避妊具を手にする亮平。
「あっ……。(そうか、昨日の続きを……、ううん、ふたりの記念日を作るんだ…。
付き合い開始日と今日と2つ目、ううん、3つ目だ。
告白してくれた日も記念日だもん。)」
海の見える公園に行った後、起こりうる行為に思い照れたような顔になる。
レジに行くと亮平と同じ歳くらいパートの主婦らしき人と胡々希と同じ歳くらい大学生?男子のアルバイトの2人が…本人たちは小声のつもりで会話をしている。
「ねぇ、あの人、ゴム手にしてるよ。」
「あの目引くカップルだよね?」
「そうそう、年の差カップルってやつかな?」
「女子は俺と同じくらいで男性は〇〇さんと同じくらい?」
「いやだぁ〜、夜は激しくネって?笑」
「〇〇さん、オバサン丸出しですよ。笑」
(……亮平さんとそんな関係に見えてるの嬉しいけど恥ずかしい……。)
頬も赤くなっている胡々希を見て余計に生々しい話をするパート主婦とアルバイト男子。
(亮平さんはどう思ってるんだろう…、ずっと手を離してくれないし…。)
−−−佐久間スポーツジム−−−
「井ノ上さん、今日公休ですよ。」
「残念ー、あれ亮ちゃんは?この時間だとマダムたちに挨拶してるけどまさか亮ちゃんも休み?」
「社長は知りませんが朝から姿を見てませんね。」
「井ノ上さんって受付のところにスタッフ紹介のボードの美人さんのことですか?」
「あー、深澤様も井ノ上さんがお目当てでしたか?」
「いやいや、お目当てで来たってことはないんだけどスタッフ紹介の写真で随分美人さんだなって思ったんですよ。」
「昨夜、目黒くんが亮平さん、井ノ上さんと一緒って言ってたじゃん。」
「あー、昨日からずっと一緒か、じゃあ…。」
「だね、ヤッてるな。笑」
(亮平って社長だよな、佐久間亮平、スタッフの間と常連組は仲を知ってるってことか…。)
「深澤様、深澤様?」
菊池、横山、京本の3人の話で思考を巡らせうわの空になっている深澤に大西が声を掛ける。
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