−−−佐久間スポーツジム、深澤と大西−−−
大西丈一郎は勘が鋭かった。
(仕事始めてから?)
応募用紙の深澤翔太の生年月日を見ると胡々希と同じ歳。
(もしかして井ノ上さんのこと知ってるのか?)
深澤に健康増進メニュー体験の説明をしているとうわの空、大西はますます怪しく思い。
「深澤様、こちらで体重測定を行いますがこちらの体重測定器は体脂肪率、筋肉量、基礎代謝などを詳細に測定する体組成計器となっております。
靴下を脱いでこちらにお立ちになって測定の結果が出るまでお待ちください。
すみません、私は少し離れますが電子音が鳴りましたら靴下を履いてあちらにあるベンチにお座りになりお待ちください。」
大西はジム内にある電話の目黒デスクに内線をする。
「大西です、目黒さん、少々お耳に入れておきたいことがありまして…。」
早口で小声で深澤の年齢と誰か探している様子だと伝える。
「勘違いならいいのですが……。」
「年齢が井ノ上さんと同じ、知り合いではなさそうですが胡々希さんを探していると…。」
「名前呼びですね(笑)本当に勘違いならいいんですが何だか怪しくて…。」
「連絡ありがとうございます、社長に伝えておきますが胡々希さんにはまだ伝えないでください。」
「了解です、では案内に戻ります。」
内線を切ると深澤の元に戻り説明を再開する。
−−−−−−
「えっ?」
振り返ると30前後男性がいる、胡々希は気づいていなかったが。
「全く知らない人ですよ?」
そう答えるとエコバッグに手を伸ばす亮平に自分で持つと言い助手席に乗り。
「コンビニですか?はい。」
何か買い忘れなのかな?と思いながらも車が動き出す。
車内ではグループレッスンの話やトゥワークダンスの話をしているとコンビニが見える。
「駐車場もありますしそこのコンビニにしますか?
私も買っておいたほうがいいものとかありますか?」
その問いに亮平は?
※元投稿はこちら >>