目黒と別れて部屋に戻り、ネットから眺めのいいホテルに予約を入れる。
「海が見える部屋で多少高い出費になっちまったが、やっぱり最初はこういうところがいいよな。それにこの港を見下ろせるシャワールーム……ここのガラスに手を突かせて後ろから突き立てるなんて想像しただけで…そうだ行きがけにコンビニでゴム買って、今日はその気なんだと、意識させなきゃな(笑)」
ベットで横になっていたがいつの間にか眠ったようで、目覚ましの音で目を覚ます。
身だしなみを整えて軽く朝食を取り、約束時間の少し前にエレベーター前で待っていると程なくして胡々希が「お待たせしてしまって」と言いながら姿を現す。
「(心の声:ヒールか……ってことは〇〇街はまた後でだな。)大丈夫、俺も今来たところだから…白いワンピース(の方でいい?紅い方だった?)似合ってる、凄く綺麗。」
少し眩しそうに胡々希を見て、言葉をかけてから
「じゃあ、行こうか。先ずは中央駅前のデパートで買い物だね。」
胡々希の細い腰に腕を回してエレベーターに乗り1階へそして車へ。
車を出発させて少し走ったところで、鍵開け当番の職員にその様子を目撃されていたが二人には分からぬこと。
「そうだね、天気もいいし海(港)の見える公園に行こう。(心の声:車はホテルの駐車場でいいよな)そうか、マンション貸し出すことにするんだ…不動産屋か、いないことも無いから…今度紹介するね。」
話しをしながら運転していると、駅前デパート駐車場の近く。
「ちょっと早いかと思ったけど、駐車場も開いてて丁度良かったみたい。」
車を停め、並んで歩きながらデパート内へ。
フロア案内板を確認してから、エレベーターに。
「本屋は〇階か…買い物終わったらそこでね。」
買い物の目的階で降りる胡々希に声をかける。
ジム入り口前、深澤翔太
「ここか…佐久間スポーツジム。なかなかでかい建物だな」
ビルを見上げていると何人かの会員が、建物の中に吸い込まれていく。
「さてじっくりと井ノ上さんを観察するとしましょうかね。」
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