亮平が思っている通り渡辺はおざなりに胸を揉み、蕾に触れ、下も少し撫で湿り気が出たら挿入。
そんなの女性側からしたらただ性欲を発散させるためとしか思えないし胡々希もそれが行為だと思っていた。
好きな人に可愛く見られたい、だけどご飯食べたらプールだし…、ビューラーしてもチークをしても落ちちゃうし…。
悩んだ末、ウォータープルーのアイブロウとファンデーションで済ませた。
亮平のマンション。
「目黒さんがモデルなの?亮平さんが問題点指摘してくれるの?競泳用の水着で…。
我儘だとは思うし、亮平さん、社長職も忙しいだろけど身体作りの為に出来るだけ朝(一緒に)走りたいなぁ…。」
味付け半熟玉子を渡すとハグ。
「亮平さん…、抱っこして?」
ヒョイと軽々しく横抱きにされ目黒も来ると知らされる。
「えっ?えっ?来ないと思ったから抱っこ強請っの、来ちゃったら恥ずかしいから…、下ろして?」
ダイニングテーブルにはクツクツとIHコンロの上で煮えてるお粥と副菜が並んでいる。
「ンッっ…。」
下ろしてと言ったのにチュッ、チュッと軽いキスをされ亮平の隣の椅子に座らされる。
「亮平さんはキス魔なんですか?
仲のいい友だちが(彼氏と)会う度にキスしてくると言ってました。
……!!私はそこまでしたことありませんよ、誤解しないで下さいね。
私、…キス嫌いだったんです。」
だった、過去形。じゃあ、今は?亮平さんとのキス、好き。
それに亮平は気づく?
と言った瞬間またキス。
……インターホンが鳴る、目黒が来たみたい。キスの終わりの時間。
「亮平さん、(今日は)もうしないの?」
オートロックのボタンを押す前の亮平に聞いてしまう。
「べ、別に強請ったわけじゃ……。」
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