耳も性感帯だったんだ…、えっ?首筋も…?
…声が止まらないよぉ〜。
「か、かわい……いぃ、ンッっ…、声って〜〜、あㇷッ…。」
キスだけでこんなに……、あっ…いやぁ…、どうしよう…。
亮平の膝の上に跨るように座る胡々希、ハァハァハァ……と息が弾み
胸板に押しつけられた乳房からは心臓の音がするように感じる。
そして……ショーツは奥から湧き出た液で湿っている。
(心の声:これ以上されたら私……。)
心と裏腹に亮平に求められるままにキスに応じる。
(心の声:お、お腹に硬いのが…、亮平さんも…興奮してるの?)
亮平のペニスをお腹に感じるとジュンッ……、新たな液体が湧き出て来、湿っていたショーツは濡れてしまっている。
舌を出してと言われ出すと舌先同士でチロチロと…、クラクラする。
こんなキス、したことない…。
目は潤み、亮平の膝の上でモゾモゾと動き…、舌差し入れ唾液を交換する様なキス。
このキスはしたことあるけど苦しくない…、筈の口の中で暴れ回るキスではない。
「んはぁッ……。」
濃厚な濃厚なキス、亮平が胡々希の頭を抱え、逃さないとばかりに数分……。
「ハァハァハァ……、り、りょう…へいさん、イジワルです……。
(息を整えてから)ジョギング…、6時半で通用口ですね、楽しみにしてます。」
息は弾み上気した顔で見つめているとチュッともう一度キス。
立ち上がらせられ、大丈夫と言うのに胡々希部屋の玄関まで送ってくれる。
「亮平さん、おやすみなさい。」
胸に飛び込み抱きつくと直ぐ離れ部屋に入る。
……胡々希が座っていた亮平の膝の辺りが湿っていた。
「シャワー、浴びて眠ろう…。」
バスルーム、洗面所で洋服を脱ぎ洗濯ネットにブラウスとスカートを入れ下着姿のままバスルームへ。
ブラを外すと…、蕾が少し固く…。
ショーツを脱ぐと……。
「(キスだけで)こんな風になった事ないのに……、それに亮平さん、下半身苦しそうだったのに……。」
読みは正解で直ぐに身体を求めてこない亮平に更に信頼感が増す。
下着を手洗いし、自身の身体を洗うと。
「…凄く……、濡れちゃってる……、気づかれてないよね?
(亮平さんに)知られたら恥ずかしい…。」
掌で覆い指腹でソコを洗うとビリっとした感覚が。
「これって感じてる…、ウソっ!ヌルって…。」
液体を洗い流すとバスルームを出てスキンケアをしパジャマに着替えベッドへ。
「……亮平さん、やっぱり大人なんだな。」
大学時代の男友だち達が話すのを耳にする事があり何日でおとした。とかそんな話も聞くこともあった。
女友だち達とも彼氏が上手いだの話す事も…、胡々希はそんな時、いつも曖昧に答えるか聞いているだけだった。
本物に仲のいい友だちとはもう少し突っ込んだ話も…。
佐久間家実家
夏奈「1号店で私の顔知るのって。」
光一「堂本だけだね、悪巧みしてる顔だねー。」
夏奈「ふふふっ、解っちゃった?百々子さん、誘って偵察に行こうかなぁー?」
光一「亮平に聞いてからにしておいた方がいいぞ。」
夏奈「はーい、百々子さんに連絡だけしておこーう。」
堂本部長家
百々子「あれ?夏奈さんから連絡だわ、んー、井ノ上さん、偵察に行かない?だって。」
光一「子供たちどうするの?」
百々子「それは貴方が休みの日に…ねっ。」
光一「夏奈さんと百々子ちゃんを止められる者は会長だけ…。」
百々子「何、行っちゃ何か不都合でも?」
光一「そんな事はありません。」
翌朝、6時に目を覚ますとウェアに着替え髪を結き(下の方で一つ束ね。)軽くメイクし栄養補助食品を口にすると通用口へ。
「しゃ、違った。笑
亮平さんに、おはようございます。」
狙った訳ではなくお揃いの色違いのウェアだった。
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