ダイニングテーブルで向かいお茶を飲んでいると目黒が上体を起こす。
そして胡々希と2人で片付けをしたと亮平が言う。
(心の声:目黒さんの前では胡々希さん、名前呼びしてくれるんだぁ。)
ニコッとした笑顔を亮平に向けそのまま目黒の方を見ると胡々希の方がほんのり朱い。
「えぇ、ジョギングします、り、りょ…(深呼吸)亮平さんがいいのであればご一緒したいです。」
(目黒心の声:名前呼び、はにかんだ井ノ上さんも唆るな…、俺、トラウマ克服出来てるのか?)
ソファから立ち上がり、目黒の借りる部屋に戻ろうとするとそれを制し待っている様に言う胡々希。
「亮平さん、一度部屋に戻って直ぐ戻るので少し待ってて下さい。」
胡々希が鞄を持ち亮平の部屋を出ると亮平と目黒が?
部屋に戻ると冷蔵庫を開け亮平の飲まなかったトマトジュースと梅干しを持ち亮平の部屋へ。
インターホンを鳴らすと亮平が向かい入れてくれる。
「目黒さんにと思って持ってきました。」
リビングに向かいながら話す胡々希。
「目黒さん、トマトジュース飲むとお酒抜けやすいので飲んで下さい。
朝ご飯はジョギング後ですか?」
亮平に梅干しを目黒にはトマトジュースを渡しながら、当然、朝食は亮平と目黒で食べると思っていた。
「朝起きて少しエネルギー補給してから…、6時半くらいからのジョギングでいいですか?」
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