はにかみ合いながらも、ダイニングテーブルで二人向かい合ってお茶を飲んでいると、リビングのソファで眠っていた目黒がもぞもぞと動き出す。
目黒「あっ社長、井ノ上さん。すいません、やっちゃいましたか…後片付けもしないで眠ってしまって、申し訳ありません。(心の声:あれから、本当に寝ちまった。でも井ノ上さんの表情からすると上手いこといったんですね、良かった。)」
胡々希と亮平が座っている、ダイニングテーブルの上が綺麗になっていることを確認して目黒が話す。
「胡々希さん(わざとの名前呼び。目黒が察するだろうとの判断)が手伝ってくれたから早く終わったし、気にしないでくれ。秘書業務やランコントルとの業務提携の話等々で疲れてるんだろ。もっと寝ててよかったのに。」
目黒「(心の声:ここまでくれば、もうお邪魔虫かな?)ちょっと飲み過ぎちゃったみたいなので、引っ越し予定の寮の部屋今日から借りて、そろそろお暇します。」
「その状態だと明日朝のジョギングは無理か?」
目黒「今の感じだと無理かも知れません、すいません。…(苦笑)そうだ、井ノ上さん。井ノ上さんも朝ジョギングするんですよね。明日の朝社長のジョギング付き合ってやってもらえませんか。」
胡々希の反応は??
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