社長は大人だ、好きな人の元カレの話を聞いて嫌な気持ちになることはあっても
こうやって理性的に話を聞いてくれる人なんて殆ど居ないだろう。
何よりも私の気持ちにも寄り添ってくれてる。
……そうか!私、渡辺くんとの話を◯◯バで聞いてもらった時から惹かれていたんだぁ…。
今頃気づいた…、遅いよね…、申し訳ない事してしまったなぁ〜。
大人だから逞しいからじゃないんだ、真剣にこうして話を聞いたり聞いてもらったりする関係を好ましく思ったんだ……。
「大手さんのジム、確かに給与面では良かったです。苦笑
ただ(私が)求めてるものと違ったんです、会員さん一人ひとりと向き合ってしてみたいと思って…。
あっ、でもグループレッスンの一つの教室任せてもらえるんですよね?
(帰られてしまう会員さん)曜日指定だと限られちゃいますもんね。
そんなに問い合わせがあったんですね。」
驚きの表情を見せお役に立てたのであれば嬉しいです。と応える。
「社長、私…、貴方の事、好き…です…。
ただ別れてから半年しか経ってないのにお付き合いするのってどうなのかなぁ…?と思ってしまっているのも事実で…。
それと…、隠さないと言うことは嬉しいですが陰口や嫉妬などがあったとしても正規(正社員)、非正規に関わらず
会員さんにご迷惑が掛かるような事はしたくないので辞めさせないで下さい。笑」
胡々希的には短い期間だと感じているが一般的にはそうではないだろう。
そう言い星が瞬く夜空を見上げると亮平の両手が両肩に?
“リビング、目黒、盗み見”
「離れたりくっついたり…、うんっ?今度は向き合ってるぞ。
気になるが酔が大分回ってきた……。」
目を擦りながら2人の成り行きを見守っているが……。
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