亮平が母親達に囲まれ〇〇キュアやライダーのていると母親達は無理無理と言う。
亮平がかげろうお〇、峰〇〇子ならと言うと。
母親1「余計に無理よ、でも…、井ノ上さんだっけ?」
「はい。」
母親2「私達も少し引き締めたいと思っていたのよね。」
「体力維持、シェイプアップ、ダイエットのお手伝い出来るかと思います。
スポーツの事を学んでいく内に食事も大事と知り、就職先を探している所に佐久間スポーツジムの案内を見て
私が望んでる体制でしていけると思いまして……。」
母親3「3人一緒で行けるのかしら?」
「それは……、社長どうなのでしょうか?」
亮平の答えは?
胡々希としては3人にグループレッスンを受けてもらい口コミで増やしてもらい一教室、週一程度で何グループかに別けてレッスン出来ればと思い始めていた。
亮平の〝まだ付き合っていない。〟に母親達の攻撃に拍車を掛ける、亮平がその気満々とかその気があるなど話を聞きなが船見愛子のやり取りの事を思い出す。
(心の声:確か亮平さんが私みたいな人に手を出さないわけないとかでも社長は人を野獣の様に言わないでとか…、
考えてみれば採寸の日も騙されて応接室に入ってきた時も目黒さんと直ぐ後ろを向いてたし、見てたと言えば堂本部長のが見てたもんね。
サウナの時も目黒さんが口移し言わなきゃ躊躇してたと菊池さんが言ってたし…。
米倉さんの時も……、私の方、見てなかったし、その後も3件の出来事、社長から聞いたことはないし……。
とても誠実な方なんだなぁ……、えっ?私、今ドキドキしてる?
何か体温が上がった気がする……、顔が熱い…けどかおあかくなってないよねか?)
人から言われたからではない亮平の言動行動を思い起こし無意識に唇に指を当て隠している。
「あっ、目黒さん、はい…、詳しくはジムまでお問い合わせして下さい。」
母親達に頭を下げ商店街の八百屋さんへ。
八百屋女将「あら、社長いらっしゃい、目黒さん、久し振りね、そちらの可愛い娘は新入社員さん?」
「はい、井ノ上胡々希と申します、ジムにいらした際には宜しくお願いします。」
ペコッと頭を下げ挨拶をすると視線を感じる。
女将が頭の先から足まで上から下まで何回か見ている。
八百屋女将「中々の美人さんでスタイルもいいわね。」
「お褒め頂きありがとうございます。」
八百屋女将「貴女、亮ちゃんのいい人?」
いい人?……えっ!私を社長の彼女さんと思ってるの?
八百屋女将「ほら、亮ちゃん、貴方、前に付き合ってた何て名前だっけ?忘れたけど合わないと思っていたのよね。」
目黒「女将さん、あの女、社長と言う方か居ながら二股掛けてたんですよ。
一号店の建て替え、新改革など亮平さんが失礼、社長が寝る間も惜しんで仕事している間に。」
八百屋女将「嘘ぉ〜、そんな女だったの、亮ちゃん、見る目ないわね、新しい彼氏ってどんな人なの?」
目黒「証券マンですね、浮き沈みが激しい業界です。
儲かってる時はいいのですが不況になるとあっという間に。」
親指を下に向ける目黒。
目黒「その点、井ノ上さんは入社前からジムに通い会員さん達が何を望まれてるか観察してました。」
「め、目黒さん、買い被りですし、それに社長と私は……。」
八百屋女将「まぁ、いいわ、お買い物は?」
「スムージーの食材を…。」
八百屋女将「ほうれん草、人参、りんご、バナナ、キウイかな?」
「はい、その他に旬の果物をお願いします。」
八百屋で買い物を終えると同じ様に魚屋、肉屋と最後に米屋に寄り買い物を終える。
「あの……、もし宜しければ…、ご迷惑お掛けしますお詫びになるか判りませんが夕食作りますので食べに来ませんか?」
目黒「社長、例の件、了承いたします。」
「例の件……?」
目黒「寮の空きがあるので私が空き部屋に入ろうと思いまして……。
丁度、井ノ上さんの真向かいの部屋です。」
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