「可愛いですか?可愛いですよね?嬉しいです。
やっぱり洋服もですが靴も好きなものを身に着けたいです。
これからは遠慮なく好きな服を着て靴を履いてファッションも楽しみたいです。」
エレベーターに亮平と二人で降り商店街まで…。
「商店街の皆さんも会員さんなんですね。
毎朝、スムージー飲むので八百屋さんで野菜と果物と卵とお魚にお肉も少し、あとはお米と調味料も買わないとです。」
子どもたち「「ヒーローだ〜。」」
亮平の元へ駆け寄ってくる子どもたち。
ヒーロー?って何だろう?と思っていると子どもたちを追いかけてきた母親たちが。
母親1「社長、この間は本当にありがとうございました。」
母親2「社長が居なかったらあの子たち、大怪我してたわ。」
母親3「アーケード商店街に暴走自転車なんてね。
あれからあの子たち社長の事、◯面ライダーだと思ってるのよ。」
子たち1「そのお姉ちゃん、ヒーローの恋人?」
子たち2「デートした?」
子たち3「チューした?」
「えっ?あの……。」
母親1「えっ!彼女さんなの?いいわね〜、美男美女カップル、目の保養になるわ〜。」
「あの……。」
母親2「付き合いたてかしら?」
母親3「社長もいい歳なんだから早いとこ決めちゃえばいいのに。」
母親たちの勢いに着いて行けない胡々希。
(心の声:子どもたちはストレートね、お母様方の勢いに違います。と口挟めないわ。
どうしよう、社長はどう言うのかなぁ?ジムの話題作りの為に曖昧にするのかなぁ?
それともきちんと否定するのかなぁ?)
横から亮平の顔を見上げていると亮平と目が合うと途端にぽっと顔が熱くなる。
(心の声:口移しのせいなのかなぁ?妙に意識しちゃう…。)
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