社長やりましたよという風な顔を、こちらに向ける胡々希。
「よかったね井ノ上さん、三人も入ってくれて。
三人の気が変わらない内に、特別会員の入会申込書、堂本部長から貰って三人に渡してあげて(笑)」
事務所へ小走りに向かう胡々希。
Tシャツで上半分が隠された、ヨガウェアに包まれている桃尻を眺めながら
「三人とも特別会員になってくれてありがとう。
彼女新入社員で失敗もするだろうけど大目に見てあげて(笑)」
菊池「彼女いい尻してるな。あの時尻も触っておくんだった…それにしても亮ちゃん、井ノ上さん使って焚きつけるなんてお主も悪よのぉ(笑)」
横山「亮平さんに上手くやられちゃったかな。
でもあの健康的なお尻…水着で包まれてるお尻も見られるんだね。」
京本「亮平さん、商売上手なんだから…
横山さんいいな。俺も水着見たい。
フォームチェックしてとか言えば、俺も水着見られるかな?どう思う亮平さん。」
「特別会員用のトレーニングメニューは、担当のインストラクター・トレーナーに作成をお願いするんで、希望を言っておけば大丈夫だよ。随時見直しもするから途中からでも大丈夫だし…」
亮平がそう言った時、事務所から胡々希がジムに姿を現すが四人はまだ気が付いていない。
大西と婚約者の祖母、大西の取り巻きのお姉さま方もいつの間にかジムからは姿が消え、ジムにいるのは四人と少し離れたマシンに目黒がすわっているだけ。
菊池「そう言えば亮ちゃん、井ノ上さんの唇の感触どうだった(笑)」
横山・京本「えっ、菊池さん何その話?亮平さんなんなの?」
「勝ちゃん、誤解するような話し方止めろよ。サウナ事件の時、井ノ上さん最初自力で水飲めなかったから、口移しで水分補給させただけだよ。確かに唇と唇は触れたけど…所謂キスとは違うって言うかなんというか…」
いつの間にかマシンから離れ近くに来ていた目黒が
「社長…」
と小声で注意するが…
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