最後の一押しが欲しいみたいで私から頼んで欲しいと言う事はもし勧誘したら私が担当になるのかなぁ?
そう思いながら亮平と目黒と三人の前に立つと頭を下げる。
「菊池さん、先日はありがとうございました、申し訳ありませんがあの日の事、あまり覚えてなくて…。」
菊池「いやいや、脱水で朦朧としてたし仕方ないですよ。」
「そう言って頂けてありがたいです。……社長、本当に私の会員で?」
菊池勝利と横山忠義と京本北斗の目を見ながら。
「菊池さんは仕事のストレス解消な感じでジムに?」
菊池「よく分かりましたね、趣味って趣味がなくて休みの日、朝から飲んじゃうんですよ。」
「成る程…、でしたらヨガなど如何ですか?
横山さんは職業柄、運動不足解消ですかね?」
横山「その通りです、やっぱり二人より締まってないですか?」
「いいえ、ご職業をお聞きしたのでそうなのかなぁ?と思いまして何かお苦手な事ありますか?
それから京本さんはガチ勢とおっしゃってるので気分転換をしてみませんか?」
横山「俺、泳げなくて…。」
「でしたら私が手助け出来ると思います、京本さん、あっ、菊池さんも私が勉強したリズム体操…。
喋り過ぎですね、すみません、ヨガ、リズム体操を見てから決めて頂きたいと…。」
菊池「亮ちゃん、この娘、面白過ぎるよ。」
三人が笑い出すとキョトンとする胡々希。
目黒「菊池さん、横山さん、京本さん、井ノ上さんの事、誂わないで下さい。
ウチのホープなんですから!」
ホープ?えっ?それだけ期待されてるの?頑張らなきゃ!
菊池、横山、京本「「「イヤイヤイヤ」」」
菊池「反応が可愛いからさ。」
横山「一人ひとりの意見を聞いて真面目だなって思ったんだよ。」
京本「ガチ勢の俺にリフレッシュ方を今まで言ったインストラクター、あっ、井ノ上さんはトレーナーだったね。
居なかったんだよ、俺は井ノ上さん紹介で入らせてもらうよ。」
横山「そうだな、俺もイザと言う時、泳げるのいいと思うからそうさせてもらうよ。」
菊池「井ノ上さん、趣味、ヨガだとモテる様になるかな?」
笑いながら三人が特別会員になってくれると言ってくれた。
「お三人ともありがとうございます、初指名です。」
菊池(心の声:リズム体操だと乳揺れ見れるか?)
横山(心の声:水着でマンツーマン、楽しみだよ。)
京本(心の声:へぇー、ガチ勢の俺に別の物を薦めるなんて中々の度胸だな。)
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