「あ、ありがとうございますっ!」
自分の想いが通じたと満面の笑みを浮かべる栞…松井選手の卑劣さには全くといって気づいてもいない。
時間をかけて、そう仕向けた男はニンマリと心の中で卑猥な笑みをうかべたはず…
強要ではなく自分から言い出し願った事…だとすれば少々の無理も栞は素直に受け入れるだろうと…
「四つん這い…?こ、こうですか?」
まず栞がとらされたのは肘を付く四つん這い…頭が下がり、必然的にお尻を高く上げた格好になる。
ユニホームでも着用していれば何の事も無い格好だったが、今の栞は下着しかつけていない…しかも白いパンツは先ほどまでの実戦練習でかいた汗をたっぷりと染み込ませ自分でも分かるほどに肌に貼りついている。
どんな事にも耐え我慢すると決意したばかりだが、やはり恥ずかしい…けれどそんな態度は松井選手にも失礼な事…
(こ、こんなことくらい…ど、どうってことない…)
唇をキュッと噛み締め恥ずかしさを我慢したところで、不意に股の間に指が差し込まれ下から上へとなぞるよう動き出した。
野球ばかりで女の子らしくない栞だが、それなりの知識もあり、その行為がイケナイことくらいは分かる…たがその行為の主は誰であろう松井選手なのだ。
これにはちゃんとした理由がある…そう思い直し姿勢を維持した…
※元投稿はこちら >>