「大丈夫です…痛いところもないし…」
お尻を撫で回すようにされても特に違和感を感じずに松井選手の問に答えた。
患者が医者の触診に不審を覚えないのと同じように…いやそれ以上の信頼を寄せる松井選手だからこその答だった。
昨日のことへの対処、そして今日の練習…松井選手に対する信頼を表していた。
「身体の中心線を意識…はい…」
しゃがみ込んだ松井選手は両手の手のひらで左右のお尻の肉を掴んだ。反射的に力が入り開かれようとするお尻の肉を窄める…その抵抗も松井選手にとって楽しみに他ならなかった。
「痛くは…ありません…ただ…ちょっと…」
痛いなとの違和感はちゃんと口に出すように言われ、一旦はとめた言葉を続けた。
「ちょっと…くすぐったい…です…」
少しだけ松井選手の指から逃げるかのようにお尻をモジモジとさせる栞…そんな仕草も松井選手のこうふを煽るものになっているとは思いもしない…
大したことではありませが、横になってのマッサージは、昨日のベンチではなく日陰になっている大きな木の陰とかでお願いしても?
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