振り返ってた瞬間に飛び込んでくる栞の姿を見て、思わず笑みが零れる。
(くくっ、いい…、いいねぇ。
マッサージ部位は直接肌に触れて解す事が重要。
それをちゃんと、「今日は全身を使ったから」という言葉を分かってやがる…。
良いぞ、最高だ…たまんねぇ…。)
心中で昂ってくる興奮、疼き。
危うく本音、本性が表に顔を出しそうになる。
それほどまでに目の前の少女の言動、行動は男の性癖に突き刺さる。
「今日は少しじっくり見てからにしようか。
そのまま少し足を肩幅に開いて、楽な体勢で立っててくれるかい?」
そう告げると、男は栞の周りをゆっくりと回りながら、青空の下で自ら下着姿を晒す少女の半裸の姿を凝視する。
無駄な贅肉のない引き締まった体つき。
全力で動いても揺れることをまだ知らない発展途上の膨らみ。
そして、昨日同様にたっぷりと汗を吸い込んで張り付く下着。
じっくりと眺めているだけでも、勃起を回避するのは不可能と言えるほどの光景が広がっている。
「腰からお尻にかけてのラインがいいね。
女の子は脂肪がつきやすい分、お腹周りが柔らかくなりがちだけど、栞ちゃんはそれが全くない。
スイングの邪魔をすることも無いだろう。
これはとてもいい事だ。」
何周かした後に背後に立った男は、そっと栞の両脇腹に手を添えてそっと撫でるように触れる。
そのまま下れば、腰元、下着のラインをなぞる様に触れながら、
「骨盤の歪みも無さそうだ。
といっても、骨格に関しては知識はないからね、良さそうだという事しか言えないけどね…。」
知識が乏しい部分はハッキリとそう言う。
何もかもに精通している風を装えば必ずぼろが出る。
だからこそ、詳しい部分により信憑性を持たせるようにメリハリは意識していた。
「それにしても、やっぱり栞ちゃんの一番魅力的なのはお尻だね。
柔軟性と動かし方、体幹をちゃんと意識して使えるようになればきっと打球はもっと強く、遠くへ飛ぶようになるはずさ。」
両脇腹から下った指先が下着に触れ、そしてピタッと張り付く尻肉に触れていく。
直立した少女の尻を背後から撫でれば、それはもう痴漢行為そのもの。
しかし、初日に強引に触れに行かなかったことが、ここでのアプローチでの違和感を薄めている。
(ケツ…いいな…やっぱり。
横になっているケツもいいが、たっている時もまた別の良さがある。
垂れてはいないが少し重力を感じるたゆたゆした感触。
最高だな…。
今日はもっと、楽しませてもらうぜ…。)
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