(や、やだぁ…おしっこしたくなってきちゃった…どう、とうしよう…)
栞からの願いが聞き入れられて喜びを見せた栞だったが、急な尿意を催していた。
家を出るときに用は済ましてきた…余りの暑さに水分を摂りすぎたのかもしれない。
まさか松井選手から差し出されたスポーツドリンクに利尿剤が混入されていたなど夢にも思わない。
(もうちょっと我慢して…マッサージが終わったらトイレに…)
「よし!こんなものかな…」という松井選手の言葉に、ようやくマッサージぎ終わると思ったが、松井選手からは前腿を解そうかと言われる。
「えっ?あっ…は、はい…よ、よろしくお願いします…」
マッサージの最中、「この筋肉は…」「ここをこうすることによって…」と詳しい説明をしてくれ、マッサージを真剣にしてくれていると感じた。
実のところは、適当な事を言いながら栞のお尻や太ももの感触を楽しんでいたのだが…
そんな熱心にマッサージを施してくれる松井選手に対して「おしっこがしたい…」とマッサージを中断させるのも気が引けた。
松井選手からの言葉に従い栞は身体を一旦起こし仰向けになった。
今は木の影が伸び日陰となっているベンチとはいえ、この暑い日の日差しに何時間も日に晒されて かなり熱い。
言ってみれば岩盤浴のようなもので、ベンチの座面に身体を密着させていたため栞は汗だくになっていた。
ユニホームの下にアンダーシャツはコレ以上汗を吸えないほど濡れていて、それは下着も同じ…全面にだけ水をかけられたような感じで肌に貼りついて気持ちが悪い…
汗を吸いきった下着がどういう状態になるのか、栞が普通の状態ならすぐに気づいたかもしれない…だが急速に催した尿意を堪えることに必死で、今の白い下着が濡れ肌色を透かし縦に走る筋をハッキリと浮かび上がらせていることに神経が回らないでいた。
栞は身体の小さい両親の血を受け継ぎ小柄だ…この春初潮を迎え、同年代の子たちより発育ぎ遅く、陰毛もまだの状態…
「えっ…あっ…そ、そうなんですね…わ、分かりました…こ、これからの練習中に…気をつけてみます…」
目を瞑りこみ上げる強烈な尿意を我慢しつつも、相変わらず熱心に話をしながらの松井選手に返事をする…
(は、早く…終わって…早く…早く…)
栞の願いが通じたのか…「よし…最後に…」という言葉にホッとした時、不意に下腹部を強く押された。
「ぃやっ!!だ、だめっ〜!!!」
栞の悲鳴と共に我慢に我慢を重ねた尿意は堰を破り…
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