昼から夕方まで行為に及んでいた事から何度もしていた事には違いない。
主人は1度出せば終わる人。
しかも私がイク前に終わる人…だった。
大学生の時から主人と付き合って結婚したが啓太さんのように長時間も行為に至ることはなかった。
私が玄関で待っていると時間が掛かるからと中に通してくれた。
若い大学生の独り暮らし。
意外と片付いていた。
優しく差し出してくれたミネラルウォーターを口に含み、失礼ながら周りを見渡していた。
「意外と片付いているのね…もっと散らかってると思ってました…」
野菜を取り分ける啓太さんに声を掛けながら本棚の隅にある箱を見つけた。
「何かしら…」と、興味本位で啓太さんにバレないようにそっと近付くと箱積みされたコンドームを見つけた。
しかも普通サイズではなくLサイズだった。
(もしかして…これが…啓太さんの?)
私は高鳴る鼓動を抑えてミネラルウォーターを飲みながら啓太さんを眺めていた。
(私なんか…ダメだよね…)
※元投稿はこちら >>