脱衣場から出てきた義父とすれ違う瞬間、妖しく輝く瞳が身体を舐めるように這うような気がした。
それは気のせいと言ってもいいほど一瞬の出来事。
まさか息子の嫁である私にそんな視線を浴びせる義父ではない。
いつも優しく微笑み、義母や夫からの理不尽な物言いから守ってくれる義父に限ってそんな事があるはずはない…。
そんな想いのほんの僅かな隙間をかいくぐるように向けられる義父からの視線。
『なんか…見られてるような気がする…。でも…きっと気のせいよね…。』
男性から注目される事などなかった私にとって、まさか身近な義父からそんな視線が向けられるはずはないと思い込んでいた。
そんな私を知ってか知らずか…義父の視線はあくまでも自然に私の意識の中の何かを変え始めようとしている事にも気づくことはなく…。
「えっ…?大丈夫ですよ…?お手伝いなんて…。」
庭で洗濯物を干している所へ義父が歩み寄り、籠の中から洗濯物を取り出した…。
「ホントに大丈夫ですから…おとうさんは休んでいてください…。」
そう言って義父に振り向くと、手にしていたものは義母と私の下着を比べるように…。
しかも値踏みするような言葉を呟きながら…。
「あっ…。」
それ以上の言葉が出なかった。咄嗟に義父の手から2人分の下着を奪い取るように取り上げると、丸めて掌の中に…。
「ほっ…ホントに…大丈夫ですから…。」
やっとの想いで口にした言葉。
俯きながら横目で義父をチラチラと覗き見ながら、私の顔は真っ赤に染まっていただろう…。
『やっ…やだ…。おとうさんにパンティ見られちゃった…。おかあさんの下着と比べて見るなんて…。』
不思議と恥ずかしさの中に嫌悪と言うものは感じなかった。
むしろ下着を手に取り見られている羞恥が胸の鼓動を高めるようなドキドキ感を与えていた。
義父に下着をまじまじと見つめられた羞恥。そんな行為を目の前で見てしまった私は胸の高鳴りがおさまらなかった。
義父と娘が公園に遊びに行っている間も、庭先で風に揺れる下着をチラチラと眺めながら、その瞬間の羞恥を思い出しては身体の芯が疼くような感覚に襲われていた。
「おかえりなさい…あらあら2人ともすごい汗…。お風呂沸かしてありますから…さっぱりしてきて下さい…。」
玄関先で出迎えた私は、2人に入浴を促す。
しばらくして浴室から義母を呼ぶ声が…。
しかしちょうど友人からなのだろう…電話中の義母が身振り手振りで私に浴室に向かうように頼んでくる。
私はその行動を見て笑みを浮かべると頷き浴室へ向かった。
「はいはぁい…今行きますね…。」
何も考えることなく脱衣場のドアを開けると、そこには娘の隣に立つ全裸の義父の姿が…。
おそらく義母が孫娘を迎えに来るだろうと考えていたのだろう…。何ひとつ隠す事なく立ち尽くす全裸の義父。
私が目の前に現れたことにも何ひとつ動揺する素振りは見せず、そのまま立ち尽くしていた。
『えっ…うそっ…おとうさん…。』
家族なのだから当たり前だろう…と言っているような義父の行動に、ドキッとしてしまった心の内を見透かされる事が恥ずかしく感じ、一瞬顔色を変えてしまった私だったが、いつもの笑みを浮かべて…。
「はぁぃ…お待たせ…。真愛よかったね…おじいちゃんにお風呂入れてもらったね…。」
緊張しながらもそれを悟られまいと母親の表情を浮かべてはみたつもりでも、どこかよそよそしさは否めない。
全裸で仁王立ちの義父の目の前にしゃがみ込み、その横で立つ娘の頭からバスタオルを被せて身体を拭く…。
『やっ…やだ…おとうさん…せめておちんちん…隠して下さい…。』
心の中で呟く言葉。気にしない素振りを見せていても、娘の身体を拭きながらも意識はそちらに向いてしまう。
「よかったね真愛…さっぱりだね…。」
優しく娘に言葉をかけながら、意識は義父の股間に向いてしまう…。
その時義父の目の前には、しゃがみ込み娘の身体を拭き取る私の姿、腰をストンと落とし軽く開いた脚の間、膝丈のワンピースの裾の奥には薄いピンクの下着が見えていたに違いない。
しかも上から見下ろすような義父の立ち位置。ゆるい胸元からは谷間の奥深くまで…ブラに包まれた豊かな膨らみが丸見えになっていたに違いない…。
しかし私はそれすら気にする余裕はなく、ただそこに見せつけるようにぶら下がる義父の男性自身を横目でチラチラ覗き見る事しかできなかった…。
『やっ…なっ…なにコレ…。おとうさんのおちんちん…まっ黒…こんなにゴツゴツして…それに…俊彦さんのおちんちんより…こんなに大っきいなんて…。』
ただ垂れ下がっているだけのモノでありながら、固く奮い立つ夫のモノよりも長くて太いそれを信じられない想いで盗み見てしまう…。
夫しか知らない私にとって衝撃的過ぎる光景に、顔を赤く染めてしまう…。
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