「あっ…おとうさん…おはようございます。」
義母と娘の真愛と朝食を摂っているところへ義父が起きてくる。
いつもの朝…何も変わらないように和らかなな笑みを浮かべて挨拶を…。
「はい…真愛…ごはん食べましょうね…。」
隣に座らせた娘の口元へスプーンを運びながらも、意識の中には義父からの視線を感じる。
『やっぱり見られてる…?まさかそんな事はね…孫の食事を見てるだけよね…。』
明らかな視線を感じながらも、それは自分にではなく可愛い孫へ向けられていると思い込もうとしている。
義父からの視線を意識しながらも、いつもと変わらない日常があった。
娘の口元にスプーンを運ぶ度に、元々ゆるい胸元が大きく開き、豊かな胸の谷間を晒していることにも気づかずに…。
食事を終え食器を洗い、洗濯機を回そうと脱衣場に向かう。その時、歯磨きを終えて出てくる義父と遭遇した。
「あっ…おとうさん…洗濯しますけど何か洗うものはありませんか?」
いつも通りの会話。その目はどこか妖しく輝いているようにも見えたが、それもいつもの事…。
特に気にすることもなく脱衣場に入り、手にした洗濯物を洗濯機に入れようとした時…。
『あれ…?』
意識してと言うほどではないが、入浴の際脱いだ下着の類は洗濯機の底の方へ入れたはずだった。
それは結婚前はもちろん、幼い頃からの行いで無意識に身についているような行動。
その私の下着が洗濯機の中で一番上に乗っているのが見えた。
『昨日…お風呂の時…あれ?どうだったかな…。真愛をお風呂にいれるのに慌ててたから…。』
幼い頃からの日常のため、下着を下に入れたかどうか記憶にない。
慌てて脱いだために一番上に放り投げてしまったのだろうかと特に不思議に思うこともなく洗濯機を回す…。
【おはようございます。
大丈夫です、まだ見ています。
よろしくお願いします。】
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