まとめをありがとうございます。
小学生の時に覚えた妖しい感覚…それが何かを知った中学3年。
そうだ私は所謂、マゾなんだと知った。小学5年、圭介とクラスが別になってから急に背が伸びて男子よりも身長が高くなった。中学3年になるとそれも止まる。その頃に親から、やっと許されたスマホ。性に興味が出たこともあってSNSやブログなどにアクセスするのに時間はかからかった。急にたくさんの性知識が増えていく。性知識とが増えると共に私の身体は急に大人の身体に変わっていった。
幼い頃、小さな体で男の子たちと一緒に遊び周り、警察官やヒロインになりきり、周りを仕切っていた姿に女性らしい一面はまったくなかった。
中学生から高校生になる頃、頬の丸みは少しずつ引き、瞳の輝きは鋭さに中に深みを帯び、凛とした美しさへと変わる。そして胸と腰のラインも少女から女性らしい曲線に変わりつつあった。
勝気な性格は変わらない。しかし、ただ反抗するだけの少女ではない。生意気な子から芯のある子に変わっていった。
顔立ちや体つきが変わるにつれ、まわりの男子生徒たちの視線が変わった。女として見られている。しかし、興味のない男子からの視線は、気持ちの良いものではなかった。
新しいクラスでも、男子からの視線を無視しながらも、じっと見つめられる視線に気づいた。
あーあ、、鬱陶しいなと見ると、急に思い出すその顔、、ああ圭介だ。懐かしいなと思ったけど、すぐに視線を外した圭介。
あはは、性格昔のままだね。
昔のこともすぐに思い出した。ごっこだといえ、圭介に縛られていたあの頃。縄跳び縄だったり、ビニル紐だったけど圭介はコツを掴んだのかだんだんと緩まないようになってきていた。
あの頃、圭介ってどんな気持ちで遊んでたのかな?
もしかしたら、圭介も興奮してたのかな?
性癖というものを認識していた私は、もしかしたら…圭介が私のご主人様?いつしか、他の男子とは違う思いで圭介を見つめ始めていた。
校内で圭介を追い始めた。
へぇ、美術部なんだ…体育の授業を見ていると足は早いし、球技もそこそこ上手いじゃない…顔は悪くないと思うけどなぁ。
ちょっと陰キャかなというよりただの奥手か。などと分析してみてた。こんな感じなら口はかたいだろうな。それに無理なことはしなさそうだよなぁ。
私のまわりの女友達にも、彼が居て初体験を済ましていることも増えてきていた。
圭介が私の彼?だと…と想像するとマゾを自覚している私は彼じゃなくご主人様?に変換されてる。悪くないよね。という気持ちになっていた。
ある時、【じっ。】ワザと圭介に視線を向けていた。
ちっ、また顔背けやがって…
今日は、そのまま圭介の前まで行き
「圭介さぁ、、、私のこと忘れた?」と上目づかいて見つめる。
キョドリながらそんなことないという。
「ふん、じゃ放課後美術部案内して、約束ね。」
と言って離れる。
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