先生の驚いた声が室内を反響する。現状が理解できず、愕然とした梨乃は呆然とテレビを見つめることしかできなかった。
『ヤダヤダ。先生お母さんがいるのにっ、』
『こーゆうのも好きだろ?お前無理やり犯されて感じるドスケベだもんな?』
沈黙になればなるほど響くAVの音声に梨乃はもうどうすればいいか分からなくなっていた。
そんな梨乃を視線で楽しみながら、呆れたように告げられた言葉に梨乃はびくっと大袈裟に震えまた。
(お母さんとお父さんに言われちゃうの?梨乃がエッチなことしてたって?どうしよう、そんなのダメ…っ!絶対ダメなのに…!)
混乱した頭でどうにかしないと!、と思っていたら急に腕を引っ張られ、梨乃はなすすべなく、先生の腕の中に収まってしまった。そして、動くたびにゆさゆさと揺れる豊かな胸を男の人の手で揉みしだかれてしまう。
「っぁ、先生、はな、して…!」
「高梨、DVDとは違うようだがご両親がいない間にこんないやらしいDVDを見て、一人でオナニーしていたのか?こんなスケベな格好ももしかしてわざとなのか?」
いつもの先生とは違う露骨な言葉に梨乃は恐怖を覚えるも、痴漢に嫌悪ではなく快感を感じてしまうほど快楽に弱い梨乃の身体は先生から与えられる焦れた刺激を簡単に受け入れてしまう。下着もつけていない薄いTシャツワンピでは梨乃のいやらしい体を隠せるはずもなく、治ってきた熱が再び熱を持ちぷっくりと胸の頂を主張する。
「全く、担任の生徒がこんなドスケベな娘だなんて…。だが、私も担任として高梨次第ではこの事をご両親にご報告するのはやめてあげてもいいと思っているんだが…」
「ち、違うんです、これは!そうではなくて、…あの、お願いですから親には言わないでくださいっ!」
耳元で責めるようや先生の言葉にぶるりと震えつつも、悲壮な顔をした梨乃は縋り付くように懇願していた。
見つめ合う沈黙の中、スピーカーからはクリアな音が流れていく。
『っああ、そんなとこ触っちゃダメなのぉ、』
『嘘つけ!好きなんだろ?こんなビンビンに乳首立てやがって!親に聞こえるぞ?ん?エロい声出して。いいのか?』
動画の中では既に快楽に負け始めた女の子が喘ぎ声を小さく上げ始め、動画のお決まりなのか母親はいつの間にかいなくなっており、教師役の男優は女の子を着ている服を脱がし下着も外して乳首をしつこくいじめ始めた。まるで次に自分がされると予告されたように、テレビの方へ体を向けられさせられ、背後から耳元と低い声が響く。それだけで梨乃の体はビクビクと快感を得てしまっていた。
「高梨…いや、梨乃。ご両親のいない隙にこんないやらしいDVDを一人で見てオナニーに耽るような変態な生徒に聞きたいんだが、こういうプレイに興味があるからオカズにしてオナニーしていたのか?他にも好みにオカズがあるのか、先生に素直に教えてくれないか?もちろん、梨乃がきちんと先生の言うことが聞けるなら…わかるな?」
先生の言葉な梨乃はかああっと顔を真っ赤にする。まるで図星を突かれたかのような反応であるため、梨乃の答えなどお見通しではあるのだが、当の梨乃はまだこの状況を認められず、声もなく首を左右に振ってなんとか抵抗を見せる、先ほどよりも立ち上がった乳首を見れば答えなんて聞かなくても明らかだった。
「違うんです、違うの。これは…あのこの前痴漢されて…だから…どんな感じなのかって…!」
言い訳にならない言葉を述べて、むしろ自分は痴漢で恐怖にすくむのではなく、無理やりされて快感を感じてしまう変態女だと自らバラしてしまっているようなものだった。
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