【配慮いただきありがとうございます。
性に対する知識、には関しては一般的な程度を持ち合わせていても良いかなとは思っていましたが、クラスメイトからも少し浮いているという点を考慮すると、そっちの方がいいかもしれませんね。
また別の世界線を描くことがあれば、そういうキャラクターでも楽しんでみたいですね。
NGに関しても承知しました。
甘々な展開は元々想定はなかったので、良かったかなと思っています。
媚薬を含む薬の類は内容次第で使いがちなので、そこは確認できてよかったです。
と言っても、あまり強引すぎる、あるいは乱暴な展開は考えていないので、もしそう言う流れを好まれているのでしたら少し物足りない可能性はあるかもしれません。
ひとまず書き出していきますので、修正や変更は適宜相談の下、行えればと思います。
改めてよろしくお願いいたします。】
「本当に来たのかい…?驚いたな…。」
人工物が少なく、自然豊かな場所、と言えば聞こえはいいが、住みづらさを感じさせる僻地と言われている場所でもある。
市内こそ、ある程度の流通もあるが、少し山側に入れば家の裏が山…、なんて家も少なくはない。
故に若者は皆、卒業を機に都会へと出ていく。
そんな、ある意味で余計な邪魔者が入りにくい環境を求めて、男は地元へと帰ってきていた。
芽が出たのは、プロ入りして数年経った後の事。
今でこそ、球界を代表するプロ選手だが、高校時分はまさか自分が誰もが目標にするプロ選手になれるなどとは思ってもいない、普通の高校生。
しかし、努力だけは惜しむことを知らない勤勉な姿勢と、シュアなバッティングセンスがスカウトの目に留まり、低順位ながらドラフト指名を受けることができたのだった。
自ら掴み取ったプロ入り。
そして、惜しまぬ努力が実を結んだ実績。
男の活躍だけを取り上げて報道される番組さえ現れるほどの人気ぶり。
鰻登りの年俸と共に高まっていったのは、プレッシャー…それに伴うストレス。
海外で規制の緩い国での滞在が長くなれば、それを発散するかのように合法非合法がグレーな年齢の少女への性的接触にハマってしまっていった。
とはいえ、ここは日本。
そんなことは決して許されない。
しかし出会ってしまった。
瀬野凛花…という少女に。
男のファンを名乗る少女との初対面。
瞳を輝かせながら、少し緊張気味に言葉を返す少女は、今の自分には痛いくらいに眩しかった。
向上心の塊。
憧れに近づくために、出来ることはすべてやりたい…そんな意識の高さに心を揺らされそうになりながらも、残念ながら目に留まったのはその志、ではなく、発展途上のその身体。
・自主練の邪魔が増えては困るからと、二人での自主練の事は友達はもちろん、家族にも絶対に言わない事。
・自分の指導、アドバイスを信じて疑わない事。
約束がちゃんと守れるなら、自主練中は指導を引き受けよう。
よく考えて…、週末にまたおいで、と優しくその日は家路につかせたのだった。
日中、週末、関係なく人通りはほとんどない。
入り組んだ山道、透き通った川、そして整備されたグラウンド。
それらは技術面だけではなく、メンタル面、フィジカル面も鍛えるに足る環境だった。
年端もゆかぬ少女。
初対面は緊張が先行し、よく考えず突っ走ったのだろう。
しかし、二度目は違う。
約束という、少しの枷を施し、勢いではなく理性的に考えさせた。
「それにちゃんと…、ユニフォーム姿で来るんじゃなく、ユニフォームや道具は鞄に入れて持ってきたんだね…偉いじゃないか。
さすがにユニフォーム姿は目立つからね…。
練習が見られると、気が散ってここで練習する意味がないから…。
改めてよろしく、松井翔平だ…って、知ってる…かな?
名前…そう言えば聞いてなかったね…。」
すっと手を出し、最初こそ紳士的。
とはいえ、早々にどうこうしようという気はない。
じっくりと少女の中身を見極めながら、楽しんでいこうじゃないか…。
そんなことを考えていた。
【ちょっと必要かどうかもわからない背景を描くのに時間がかかってしまいました。
時期的な物は多少都合よく描きたいと考えています。
例えば、汗を滲ませるほど暑い時期、あるいは露出につながるような描写が増えるなどする時期に、プロ選手が自主練というのは本来時期的にもおかしなこと…ですが、そこはいったんご愛嬌と言う事で。
あまりにも違和感が感じられるようなら、一時的に怪我を理由に戦線離脱していて、リハビリを兼ねた急用と自主練、という形でもいいかもしれません。
詳しく触れることはないかもしれませんが、あっちこっちで違和感をかんじながら描くよりはいいかなと思いました。
週末…と、口にしていますが、結果として夏休みで自由が利く期間だったことを後で知る形でもいいかなと思っています。
色々書きましたが、本編と直接関係なくても、少し気になった程度の事でもご相談いただければ嬉しいです。】
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