「やっぱりそうなんだね…。
男にはない女の子特有の柔らかさは、絶対にあると思うけど…。
それでも毎日の積み重ねが今の凛花ちゃんを作っていると思うよ。」
凛花の視線がこちらに向いていない時、男の視線はまだ幼さの抜けきらない四肢に向けられていた。
昨今、プロ野球選手もユニフォームをダボっと着ることがなくなったこともあり、
大袈裟に言えば少し小さいのではないか、と言えそうなサイズ感のユニフォームをぴっちり目に着ることが増えた。
無駄なダボつきが、走塁の際の妨げになるなどそれなりにれっきとした理由があるわけだが。
それを女子がするとどうなるのか、目の前の凛花、だけではなく女子選手たちは考えるのだろうか。
もちろんチームメイトは女子ばかりだろう。
もしかしたら監督、コーチまで女性の可能性もあるかもしれない。
しかし、練習用のユニフォームは白ベースであることが多い。
つまり、下着が透けやすいと言う事を…考えないのだろうか。
ぴちっとしたユニフォーム、それが真っ白ともなれば、もはやそれは見てください、と言っているようなものではないか…。
純粋無垢な少女を陥れるために策を練る男でさえ、挑発されているのではないか、と感じるほどに、下着のラインはくっきりと…そして、その色合いまで見えてくるようだった。
「そのまま…ゆっくり息を吐いて…。
ゆっくり…、そう…開いた足を閉じるように両足をそろえていこう。
きつくなるぞ…?」
撫でるように少し動く手のひら。
ベルトのあたりで腰を押さえながら、数本の指が少しずつ尻の肉に触れるところに伸びていく。
「お風呂でのストレッチは凄く良いね…。
その時のことをイメージして…、そうだな…お風呂の中にいるイメージ…。
目を瞑って…。
お風呂の中…、ポカポカ身体があったまってきているときに…。
裏腿の筋を伸ばすように…お尻を突き出している自分をイメージして…。
どんな格好になっているか…想像して…。
っと、お尻が少し下がったぞ…?
高く上げる意識は、忘れたダメだ…。」
風呂でのストレッチを想像させる…。
別段おかしなアプローチではないように感じるも、風呂場では当然全裸。
目を閉じ、その場を思い起こさせながら指摘も交えていく。
特に下がったわけでもない尻、を少し持ち上げさせるように触れ、少し揉むようにしながら持ち上げるように力を籠める。
「支えてあげるから…、そのままつま先立ちになってごらん…。
地面までの距離が遠くなって辛いし、脹脛にも効くはずだ…。
できるかな…?」
少しだけ大胆になる手の動きは、揉むように持ち上げる動作。
それを支える、という言葉で包み込み堂々と触れて。
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