本人が背を向けていても、スマホで隠し撮りされていることには気が付かず、いそいそと着替えを済ませた。
ワンピースを脱いだ際には下着姿になる瞬間があり、くっきりとした白黒の日焼けがコントラストになった瑞々しい柔肌が、はっきりと録画された。
「え、えへへ…、そんな嬉しいこと言わないでください…っ。私は別に気にしませんし、明日からもアソコで着替えを済ませますから、お時間は取らせませんっ!」
(正直ちょっと恥ずかしくて嫌だけど…、仕方ないし、こんなことで褒めてもらえるなら、全然我慢できそう)
肩に手を置かれ、褒め言葉をかけられると、ぱあっと顔に笑顔が満ちる。
ほんの一瞬だけ顔が引き攣ったものの、褒められたことですぐにそれは掻き消された。
スポーツ少女とはいえ、年頃の娘ではあり、野外で下着姿になって着替えることは抵抗があるものの、尊敬する男に褒められるのなら安いものだった。
「はいっ、よろしくお願いしますっ!」
いよいよ始まる合同練習に若干緊張しつつも、言われた通りに前屈の姿勢を取る。
肩幅以上に足を大きく広げ、ぐぐぐ…っと地面に向かって身体を折り曲げる。
柔軟は毎日欠かさず行っており、前屈はお手のもの。あっという間に地面に手をつき、ぐっぐっと何度か身体を押し込む。
「どっ、どうでしょうか…?」
身体の柔らかさを褒めてもらいたかった発言だが、彼の視線はユニフォームのズボンの張りに向けられていた。
身体に張り付くズボンに、先ほど見えたショーツの跡がくっきり映え、薄く灰色の布地も見える。
後屈を行うと、同級生と比べても慎ましい胸が、少しばかり強調され、ぱっちりとした瞳で彼を見上げる。
目が合い、少し恥ずかしそうに照れ笑いをして、「どうですか?」という姿は、何度もヌいたことがあるジュニアアイドルのよう。
「ほ、本当ですか!毎日練習終わりに柔軟して、お風呂でも軽くやってるんですっ!…もっと、こう、…こんな感じですか…?」
再び前屈に戻り、地面に向かって身体を曲げる。
腰に手が当てられると、ちょっとだけピクッとするが、いやらしさを感じるとかではなく、少し驚いただけ。
お尻の近くに添えられた手を少しだけ気にしつつ、より深く身体を折り曲げる。
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