「あの…櫻井さん…お話があるのですけど…」
部活も終わり生徒たちの帰宅を確認したあと、葉月は用務員室へと向かった。
近頃頻発する下着泥棒の犯人が用務員である櫻井だと分かり、その卑劣な行為をやめさせるため…
犯人が判明した時は、すぐにでも警察に通報しようと思ったが、この事が公になれば、学校の不祥事として間近に控えた全国大会の予選への出場も危ぶまれる。
この学校に赴任して数年、当然生徒たちの頑張りが1番の理由だが、、私自身もプライベートな時間を惜しみ指導に明け暮れ、その成果が成績となってようやく実った…それだけは、どうしても避けたく、葉月ひとりて解決しようとしたのだ。
「櫻井さん…もうあんな事はやめてください。もし今後、あんな事はしないと誓ってくれれば警察沙汰にはしません…私ひとり胸のうちに収めておくので…なんのことだか分かりますよね?」
置きでよろしければお願いします。レスできない日もあると思いますので…
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