「くふ…そうですよね…。
安くない…貴女はそんな安い女じゃない…そうですよね…。」
言葉とは裏腹にあざ笑うかのような視線でどこか見下したような眼差しを向けたまま。
事あるごとに悪態をつくような態度を見せるも、観念したかのように言われた通り下着を広げて見せてくる。
まじまじと覗き込むように見つめる男。
そして案の定というべきか、ある一点を見つめてその口元が緩む。
「おやぁ…これは何でしょうね…?
シミ…でしょうか…。」
と、わざと声を張ってそう告げる男、そのままさゆみの手から下着を受け取ると、大胆にそのシミを鼻先にあてがって…。
「すぅ…んく、すぅ…。はぁ…。」
醜悪にもほどがある行動を躊躇いなく実践する男。
それは更衣室での独り言を聞いていたからこそ。
気持ち悪いとこの好きなようにされることが目的の馬鹿な女。
が、先ほどまで身に着けていた下着を初見の気持ち悪い男の顔に押し付けられてどんな顔をするのか、それを確かめるように。
「どうしました…?
生着替えを見せて…興奮しましたか…?
それとも、下着を売るという行為に…?
あるいはエステという物に何か期待していたのでしょうか…?グフ…グフフ…。」
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