母屋から長い廊下でつながって、広い縁で囲まれている離れ。
お客様があるときだけ使われている部屋である。もちろん美咲は初めて入った。
この部屋で何が行われているか、美咲は知らない。
しかし、姑の香澄がお客様をもてなしていること。
そのもてなしは、香澄が肉便器となって務めていることという噂は知っていた。
離れの部屋の片面の壁を背にして香澄が座っている。
香澄の前には大きな布団が一組敷かれている。
いつもは清楚な服装の香澄が、赤い長襦袢を腰紐で縛り、豊満で白い肌の香澄の体を覆っている。
長襦袢の襟から、張りのある白い乳房が飛び出しそうである。
布団を間にして座る美咲にも、今からここで何が行われるか、容易に想像できる。
「お義母様、私に務まるか不安ですがよろしくお願いします」
「心配しないでだいじょぶよ。」
いつもどおりの優しい香澄の声だが、いつも微笑んでいるその顔は笑っていない。
「お入り。」
香澄が声を掛けると、美咲も知っている男衆の俊介と、女中の愛菜が入ってくる。
二人が入ってと頃の障子は大きく開かれ、月明かりに照らされたきれいな庭が広がる。
二人は香澄の両側に座る。
「この二人は、私のアシスタント。美咲さんにとっては先生よ。いいわね。」
「じゃ、さっそく始めましょう。美咲さん。裸になりなさい。」
※元投稿はこちら >>