「へぇ……そっか。そういう態度とっちゃうんだ」
今までにも告白を断られたこと自体はあったものの、そんな女子たちも告白されたことには満更ではなさそうな反応を見せていた。だからこそそこから舌先三寸でベッドに連れ込んで堕とせていたのだが、こんな態度をとられたのははじめての経験だ。
プライドを傷つけられた怒りと、それをこれから自分のものにできる期待感とが混ざりあって、ズボンの内側が痛いほど張りつめる。
「まぁいいよ。それより魅山さん。ちょっとこれ、見てくれない?」
注がれる嫌悪の視線を涼しい表情で受け流しながら、片手でスマホを操作。怪人に与えられた催眠アプリを起動すると生意気な視線の先に突きだしてやる。
渦状の光が不規則に変形と変色、明滅を繰り返す映像が流れる画像を前に、一瞬で魅山さんの様子が変わったのがわかった。
体と一緒に表情も弛緩して、ついさっきまでの気の強そうな表情が嘘のように、どこかエロさを感じるものになっている。
「さっすが怪人どもの秘密兵器。頑ななメスを攻略すんのも楽しいけど、俺にあんな生意気な態度とったんだ。そのぶんたっぷりそのエロい体を楽しませてもらうぜ、ミオ。
そんじゃあ早速、エッロい言葉でチンポのおねだりでもしてもらおうかな」
期待に胸を、もといチンポを膨らませながら命令をくだすと、しかしミオはぼーっとした表情のままで、それでも明確に拒絶の意思を示すように首を横に振った。
「って、オイオイ。しっかり催眠にはかかってるはずだろ?
昨日試しに会ったばっかの女に使ったときには一発だったんだが、相手の意思の強さで効きづらさがあるのか。
確かに最初は効果時間が短いし、嫌がることの強制力も弱いって話だったが、この程度もダメなのかよ。怪人どもの秘密兵器って言ってたクセに、使えねぇ。
それなら……認識の誤認ってやつなら効くか?
ミオ。好きな人がいるって言ってたよな?
お前は今から、俺のことがそいつに思える。どうだ?」
(ちょっと長尺になってしまった上に、そちらの反応を固定してしまいましたが、導入に時間がかかりすぎるのもあれなのでご容赦ください。もちろん嫌な場合は仰ってください)
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