「うふふ❤う・そ・つ・き❤ナオの身体からとっても濃い雌の香りがしてるよ。ごめんなさいね、ナオに御礼がしたい、ナオに気持ちよくなって欲しいって考えてたらいつの間にかフェロモンが溢れ出ちゃってたみたいで」
羞恥心に頬を染め、必死に否定するナオを可愛く思い、うなじに顔を埋め敢えて大きく息を吸い込む仕草を見せつける。
ナオの身体からは元々の甘い香りがする体臭と仄かに混じる汗の香りで鼻腔が満たされる。
「ナオってとっても敏感なのね、そんな事言われたらますますイジわるしたくなっちゃう❤」
指先で乳首を弄ぶ度に腕の中で激しく身悶えするナオに嗜虐心をそそられゾクゾクとした興奮で身を焦がす。
更に乳首から肉体に張り付いているスーツにくっきりと浮かび上がる乳輪をなぞり、乳房の輪郭を丁寧になぞり所謂スペンス乳線と呼ばれる強い刺激が得られる性感帯を優しく愛撫する。
「碌でもないだなんて、ナオはこんなに魅力的で素敵な人なんだから卑下する必要なんてないのよ?そんな事を言う悪いお口は塞いじゃいましょうね、ん❤」
クィーンの名前を出しただけで驚愕に目を見開くナオを見て
(クィーン…お母さまの事はあまり言わない方が良いかな?)
と自分の出自の事は少なくとも当面の間は話さない方が良い、と判断する。そして自分の事を卑下し拒絶するナオの口をディープキスで強制的に黙らせる。
キスと胸への愛撫に夢中になっているかと思いきや背中の異変に気付いたナオに関心しつつも淫術を刻む事は止めず、ナオを安心させるように
「大丈夫、心配しないで。ナオが気持ち良くなって、私が精気を貰えるようにする為の準備で簡単に元に戻るから」
淫術が完成に近づくにつれビクビクと体を震わせるナオに言い聞かせる。そして仕上げに唇の端を歯で傷付け、触媒として自分の血を一滴ナオに飲ませる。
ナオの背中の魔法陣が強い光を帯び、あとはナオの肉体に作用し術が顕現するのを待つだけとなる。
「え、えぇ!そ、そうなの…?そんな…勿体ないよ…こんなに魅力的で感じやすい身体をしているのに、ずっと欲求が溜まっていたのね。欲望を溜め込むのは良くないよ?」
判断力が低下し吐露した秘密は性に根付いた生き様のサキュバスにとっては余りに衝撃的で、サキュバスのフェロモンや簡単な愛撫にも激しい反応を示す理由が判明する。未経験の人間には施した術が劇薬になりかねないが、既に術が完成して発動している以上どうする事もできず、優しく愛撫を続ける。
「ちょっと刺激が強すぎたね、なるべく優しくするから一緒に楽しみましょう」
既に全身から汗を噴き、より肉体に密着した暗殺者スーツの股間部分に濃い染みを作りあられもなく腰を振るナオに優しく声を掛け、助けてもらった時とは逆にお姫様だっこでベッドへ運ぶ。
そのタイミングで淫術が顕現し、股間部分が徐々に盛り上がり始める。
未知の感覚に身悶えるナオの横に身を寄せるように横たわり、不自然に膨らんだ股間にそっと手を沿えゆっくりと上下に摩る。
「さっき背中に刻んだのはこの為よ、こうしなくても精気を貰う事は出来るんだけど…効率が良いし、とっても気持ち良いんだよ?」
※はい、お気遣いありがとうございます。とても楽しませていただいてますが、ナオさんがしたい事とか逆に責めて頂いても大丈夫なので愉しみましょう。
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