「畏まりました。
そうですね。ご自身で見ていただいた方が精液の状態もわかるでしょうし、検査の実感もより感じるのではないかと思います。
精飲後に関してもこちらは隠す気持ちは何もありませんし、ご不安をおもちならどれだけ見ていただいても構わない…そんな考えですので。
確認は以上になります。
それではケアの方へ移っていきたいと思います。
あちらに更衣室兼シャワールームへ続くドアがあります。ケアの前にあちらで体の洗浄をしていただくのですが、 今回は特例で剃毛を承っておりますのでまずはそちらから始めさせていただきます。
ドアの前にいますので、脱衣が終わりましたら中から声を掛けていただけますか?よろしくお願いします…」
非常に丁寧な対応。
しかし、どこか生々しい。業務的な口調の中に性描写を含ませる柿原の言葉達…
あまりにも堂々とした受け入れ姿勢。
仕事とはいえあまりにも落ち着いている。
柿原が向けた手の先には、一つのドアが佇んでいた。
部屋の角、壁と同色、金属製のドアノブが付いていて、よく見ないととわからない程のものだった。
軽快に脱衣を促し、その先の下処理まで説明していく柿原。
いよいよ貴方の陰部を見せるタイミングになった…
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