深夜の公園は人の気配も無く、足を進めるごとに挿入したディルドに肉壁を抉られる感覚にフラフラと千鳥足で進む。
汗まみれとなった全身に夜風が心地良いが、風で揺れる木々の僅かな音に反応してビクッと体を縮こませ、両手を体に回して身を守るように進む。
ブーという携帯のバイブレーター音に「ひっ!」と小さく悲鳴をあげつつ指示を見ると
【池の反対側にある立木の奥へ】
と曰く付きの公衆便所を指定され思わず嘆きの声を漏らす。
「あの…トイレに…」
犯人の指定した公衆便所は表向き施設の老朽化に伴う改装工事、とされていたがその実悪い噂が囁かれている場所だった。
ゴシップに飢えた主婦達の間では、やれ薬物の取引がされているだの、ホームレスの住処になっているだの一時期話題になっていた場所だ。
好む好まざる関係なく自分もその話を聞かされウンザリすると同時に近づかないようにしようと考えていた場所、そこに指定されたとはいえ自分から、
それもこんな格好で訪れることになろうとは想像だにしなかった。
ようやく目的地が見えてきた頃には息も絶え絶えで、いまにも倒れてしまいそうだったが再度携帯が震える。
【一番奥の個室へどうぞ】
薄暗く、尿意が迫っていたとしても入りたいとは思えない公衆便所を前に逡巡するが、やがて指示された通り中へ入り指定された個室へ入る。
他の個室は電球が切れているのか漆黒の闇が広がっていた為、そこに入れと指示されなかったことに僅かに安堵し鍵を掛ける。
『こんばんは、如月恵さん』
唐突に隣の個室から声を掛けられ飛び上るほどに驚き思わず「ひぃ!」と悲鳴を漏らし反対側の壁に逃げる。
「こ、こんばんは」
こんな状況下で犯人から挨拶され、どのような事を話すべきか分からず、思わず間の抜けた挨拶を返してしまう。
『お気付きかとは思いますが、貴女の下着を盗んで貴女とオナニーを見せ合った男です』
改めて自分のした行為を思い返し、卑猥な言葉を叫びながらポルノ女優も真っ青な痴態を見せた事を振り返り顔を真っ赤に染める。
「は、はい…その…め、恵です…んっ…」
自分も名乗りつつ、足を内股にすると一層ディルドを喰い締めてしまい飛び出しそうになるディルドを、股間に手を添えて強く押さえつける
その力で内部をゴリッと抉られ嬌声が漏れそうになるのを必死に嚙み殺す。
(あくまで壁の向こうから話しかけられているだけだと思っている為、まさか覗き穴が開いており自分の卑猥な姿や、股間に手を這わせ身震いしている姿や
恐怖と快楽、そして羞恥に染まった表情の全てを見られているとは夢にも思っていない)
『チンポとパンツはお気に召しましたか?』
あまりにストレートな質問に思わず息を飲む。
「き、気に入っただなんて…そんな…わ、私はただ…脅されて…命令されたから…あ、あんなに大きな男の人のお、おちん…チ、チンポ初めてで…」
男のストレートな質問にしどろもどろになり、まだ理性の欠片が残っている状態では己の欲望の深さを否定しようとするも、取り繕うには無理がある事は自覚しており
男のチンポ専用オナペットになると宣誓した事が脳裏に浮かびあがり、男が喜ぶであろう卑猥な言い回しをする。
男から見られているとは気付いていないが、少しでも身を隠そうと強く自分の体に腕を回す。
その行為が汗で体に張り付いていたブラウスを更に密着させ、ブラウス越しに乳房も尖りきった乳首もよりクッキリと浮かび上がり、さながら半透明のボディスーツを着用しているかのようで、より男の目を楽しませている事に気付かない。
「か、返す…別の…女…」
初めに見せられた動画に写っていた女性の事が思い出される。下着を盗んでまで女性に執着し、類まれなるサイズのペニスも精力も持ち合わせている以上、毒牙に掛かったのは自分だけではないと容易に想像できた。
その事に思いが至らなかったのは自分の事で精一杯だったからだが、意識してしまっては唐突に嫉妬の炎が燃え始める。
他の雌に取られたくない、この快感が二度と味わえなくなる。その考えが理性の箍を外していく。
『オナペットの奥さんはどうすればいいのか判りますか?』
「…は、はい…。あ、貴方のおチンポ専用オナペットである恵のはしたない姿をご覧下さい…」
普段の自分では考えられない言葉と共にゆっくりとブラウスのボタンを外し前を開けて素肌を晒す。
ボタンを外す毎に呼吸は荒くなり、豊かな双丘はオイルを塗りたくったかの如く電球の光にヌラヌラとした光を反射する。
そのままスカートのホックを外すとパサリと床に落ち、異物でクロッチが膨らみ愛液で黒く変色した元々は純白であった飾り気のないパンティが露わになる。
「ん…くぅ…あぁぁ…はぁ…はぁ…い、如何ですか…言われた通り…ご指示いただいた通りブラをせず、中に貴方のディルドを挿れてきました…くぅぅ」
そして膣圧でディルドが飛び出さないように片手で抑えつつパンティを脱ぐ為前屈みになると中のディルドが内部の新たな部分を抉り、堪らず声を漏らす。
苦労してパンティを脱ぐと、壁を背に腰を男が居る個室の方へ突き出し、ディルドで大きく割り開かれた秘裂を両手で強調する。
「あぁぁ!こ、この通り、チンポディルドを、チンポを挿れてます…ん、はぁぁん…」
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