恵との約束の時間の2時間前--
人妻に指定した公園は犯人の住むマンション宅からほど近い、徒歩で15分程の距離にある。運動場を兼ね備えている事から敷地面積が広いこの場所には2箇所の公衆便所が備え付けられている。その内の一つの女子トイレがここら一帯に棲息する痴漢達御用達の密かな覗きスポットだったのだが、増長した一部の馬鹿どもによって薄壁に開けられた僅かな覗き穴は大きく拡げられ、それでも飽き足らず考え無しに複数箇所に開けてしまった結果利用者に即座にバレ、現在は行政による改装工事が決定し立入禁止になっている。
だが逆を言えば人が近寄らなくなったこの公衆便所に女を連れ込む事さえ出来れば周囲を気にせず覗き穴を使い放題なのだ。
犯人の男は深夜の無人の公衆便所に入ると早速準備に取り掛かる。手始めに横1列に並ぶ3つの個室のうち覗き穴から見える最奥の部屋以外の2つの電球を取り外す。光が灯る奥部屋の様子は外から覗けば見放題だが中から覗き穴の外の様子は暗闇に閉ざされ視えない仕組みだ。
次に簡易的な施錠をドアの外側下部に取り付け、中に入った人間を外から閉じ込められる様にした。薄暗い便所の照明でこの小細工に人妻が気付く可能性はまず無いだろう。その他にも個室の天井と壁にインパクトドリルで穴を作った犯人は室内の隠し撮り用に小型カメラのレンズを仕込む。残り幾つかの用意した備品を準備し終えた頃、恵との約束の時間になった。
人妻と鉢合わせた際に備えて全身黒ベースの衣服とニット帽、フェイスマスクを付けた男は闇に紛れて彼女の居場所を探す。程なくして深夜の公園で一際浮いた衣装を見に纏った1人の女性が周囲を見回しながら近付いて来た。
「恵だ」
外灯の灯りに照らし出された女を見た犯人が一言人妻の名前を声に出す。言付け通りの太腿丈の短いミニスカートを履いたオナペット妻が内股気味にウロウロしていた。歩くだけで下着が見え隠れしそうなスカートの裾をしきりに気にして手で押さえている。あの様子だとブラジャーは着けておらず、お気に入りの偽チンポをおマンコで咥えているのは間違いなさそうだ。
【池の反対側にある立木の奥へ】
公衆便所の場所を犯人がメールで誘導する。目的地である例の公衆便所へたどり着いたオナペット妻は中へ入る素振りを見せずに最近になって置かれたばかりである『使用禁止』と書かれた看板の前で立ち竦んでいた。
【一番奥の個室へどうぞ】
再度メールを送る。携帯の画面を見た人妻が恐る恐る中へ入って行く。男も気付かれない様に後をつける。警戒しながら個室へ入った恵を見届けた犯人は設置しておいた施錠をして人妻の監禁に成功する。途端に込み上げてくるゾクゾクとした感覚に下卑た笑みを浮かべて犯人の男は隣接する真っ暗闇な個室へ入る。
「こんばんは、如月恵さん」
隣りの個室から薄壁越しに挨拶する。すると小声で『こ、こんばんは』と返事が返って来た。人妻の声の響き方から彼女が薄壁の向こうで声のした此方側へ肉体を向けていると感じた男は早速覗き穴を覗いて目をこらす。照明器具の光の下にいる恵が鮮明に見えた。
緊張とも興奮ともとれる赤く染めた頬に軽く汗ばんだ肌、腋やお腹の辺りに張り付いた衣類の生地には乳房と乳首の形状に綺麗に浮かび上がる。おマンコの中のディルドを押さえ付けるように股間の中心でスカートの裾を掴んでいた。
「お気付きかとは思いますが、貴女の下着を盗んで貴女とオナニーを見せ合った男です」
恵は至近距離で【オナニー】という単語を聞いた途端に頬を真っ赤に染め狼狽し、股間のバイブを手で強く抑えつける。
「まずは私のオナニーのオカズを提供する為にわざわざこんな公衆便所までご足労ありがとうございます。この間プレゼントした私のチンポとパンツはお気に召しましたか?」
カメラやスマホのレンズ越しとは全然違う、生で間近で見る恵。犯人が投げ掛けるわざとらしい卑猥な言い回しに彼女がどんな反応を示すのか…
「返答出来ないということは要らないと。気に入らないのであれば今日この場で返品しても構いませんよ?あれ、特注で値が張るんですよ。勿体ないので別の女に使うとします。私のパンツのほうも何故か一度セックスした女はオナニーに使うからと欲しがったりするので」
犯人はオナペット妻の表情や仕草の変化を逐一見逃すまいとする。
「貴女が本気でそのバイブの所有者専用のオナペットだと自覚していてそのチンポを使ってオナニーしたいと言うのであれば、ですが…約束を守って来たのか今ここで確認させて貰えますか。幾つか約束事がありましたよね?ブラジャーを外してくること、下着が脱ぎ易い様に丈が短いスカートを履いてくること、バイブを膣穴に入れたままここへ来ること。さて、オナペットの奥さんはどうすればいいのか判りますか?」
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