男が消えて私はいいしれぬ感情と不安に苛まれている。
久しく与えられなかった快楽・・・。
ファンの人達に囲まれた芸能界での輝いていた頃の私・・・。
綺麗・・・可愛い・・・エロい・・・色々な意味で・・・。
撮影現場での緊張感が蘇ってしまった・・・。
要求された演技をするのがお仕事だったのだから・・・。
だけど、今の状況はどうだろう・・・。
夫にも娘にも私の過去は知られたく無い・・・。
もうとっくに私の作品は出回っていない・・・はず。
あの男が私を知っているはず無い・・・と思いたかった。
しかし・・・この疼きは何なのだろう・・・。
自分の腕くらいある様な男のモノ・・・。
上下の口に収まりきれない程の凶悪なモノだった・・・。
それに串刺しにされて・・・。
いけない・・・私はもう、人妻なんだ・・・。
きっと、夢だったんだ・・・欲求不満だったから・・・。
でも、自分の寝室に持っていったコスプレ衣装や拘束具・・・
それに・・・この貞操帯・・・その上、動画も撮影され・・・
あの人のペットだと言う事を了承してしまった・・・。
名刺に書かれた「連絡、待ってるから・・・」この自信に満ちた言葉。
私が警察に訴える事など出来ないと思っている様に感じた。
しかも、自分から会いに来いと言わんばかり・・・。
貞操帯をこのままつけている訳にもいかず、私は究極の選択を迫られていた。
その頃、男が私の正体に気付いているとも知らずに・・・。
結局、私は男の名刺の電話番号に電話を掛けた。
ゆみ
「・・・」
杉本
「あ、ゆみちゃんだね・・・待ってたよ、オジサンに逢いたくなっちゃった?
ゆみちゃんはオジサンのペットだからね・・・。
じゃあ、今度はオジサンの家に来ないかい?
そうだなあ・・・お泊まりできるように来るんだよ・・・」
男は完全に私が思いのままに出来ると自信をのぞかせる。
ゆみ
「あ、あのお・・・私はただ・・・」
杉本
「あ、ごめんごめん・・・住所だね、心配しなくても良いよ
〇〇線の〇〇駅に着いたら電話して・・・お迎えに行くからね」
ゆみ
「いや、そうじゃ無くて・・・」
ガチャン!・・・電話は切られてしまう。
あくまでも、私が選んだ結果だと言う様だった。
しかも、お泊まりでなんて・・・。
私はりんちゃんと夫に実家の両親が病気で看病に行くと言ってしまう。
実家には夫の実家に行くと言って・・・。
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