今日もまだ、媚薬の効果は収まってない。
学校でそんなこといけないとわかっていても、なにも考えられなくなるくらい身体が昂ぶってしまって、友也に抱いてもらってようやく、少しだけ落ち着いたくらい。
私ってそんなにえっちな子だったのかと心配になってきてしまうほど、逆らえないくらいに身体が疼いてしまいます。
部活に行った友也とは違って、媚薬に身体を犯された状態じゃ、水泳部にはとてもじゃないけど参加できません。
一人で帰ろうと教室を出ると、
「い、伊集院、先生……生徒指導室って、なんで……」
肌に貼りつくようないやらしい視線を感じて振り向くと、そこには伊集院先生が立っていました。
その視線に鳥肌が立ちそうになりながら、そんな風に思ってしまったことを首を振って頭から追い出して。
「友也にも、って、まさか……」
生徒指導室。それに友也にも関係すること。
頭の中には最悪の可能性が浮かび上がってきました。
「わかり、ました……」
(スイッチを入れられちゃうっていうのはいいですね。淫魔の力とかも使って、私のことを作り替えてください)
※元投稿はこちら >>