袴田「こっちが吉村さんで、こっちが冨上さん。吉村さんはお隣さんで、冨上さんはウチの上に住んでるの」
吉村・冨上「よろしく」
さらっとした挨拶を済ませると、袴田は有紗たちの大学の話題で少しずつ緊張を解いていく。
軽やかに話す様に少しずつ有紗と優香の警戒心は薄れていく。
袴田「へー、今はあそこの居酒屋でバイトしてるんだ?あんまり時給高くないんじゃない?居酒屋だったら⚪︎⚪︎と⚪︎⚪︎は知り合いで、バイトも欲しがってるし時給もいいかも。よかったら紹介もしてあげるし」
袴田「あー、彼氏とうまくいかないこともあるよねぇ。まぁそれはそのぐらいの歳の男の子だったら仕方かなぁ?」
そんな話をしていると、有紗はついつい彼氏の愚痴を漏らしてしまう。
最初こそオブラートに包んでいたが、セックスが気持ち良くないことが不満とバレバレで。
冨上「はい。これよかったらお茶入れたから飲んで」
冨上は小さなお盆で冷たいお茶を出してきた。
少し濁ったお茶だが、「そういうものだ」と思えばとりわけ疑うこともない。
冨上はお茶に粉末の媚薬を混ぜて3人に出している。
雪菜は媚薬入りだと知りながら普通に口にし、有紗と優香もここまで歩いてきたので2,3口勢いよく喉へやってしまう。
雪菜があまりに普通に飲むものだからクスリが入っているなんて警戒心は毛頭ない。
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