夕方
直前まで袴田に使われていた雪菜は慌ててシャワーを浴び、身体もまだ火照った状態で急いで服を着た。
事後感のまだ残るままにアパートのチャイムが鳴る。
袴田「出ておやり」
家主の袴田ではなく雪菜がドアを開けに行って有紗と優香を出迎えた。
明るい作り笑いで出迎える雪菜と、いかにも怪しいアパートに呼び出されて怪訝な表情の有紗と優香が対照的で。
ダル着だった吉村と冨上も少しはマシな服に着替えてきて部屋の中で待っているが、それでも普通の袴田の一人暮らしの部屋のため、怪しさは拭えない。
袴田「さぁさぁ上がって。よく来てくれたねぇ」
笑顔で出迎える袴田。後ろで吉村と冨上は笑顔を見せながら女子大生の品定め。
有紗と優香を中に入れると、せんべい布団を畳んで空いたスペースに雪菜を含めた3人を座らせた。
袴田「雪菜ちゃんとは割と最近知り合ったんだけどねぇ、就活のこととか、バイトのこととか、学生生活の相談とかいろいろ話してるんだよ。それで友達にも教えてあげてほしいっていうから、「じゃあ呼んでおいで」と。ねぇ、雪菜ちゃん?」
雪菜はまだ媚薬が残る身体を服に隠して袴田に合わせるように有紗と優香を安心させるべく受け答えをする。
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