里美の掠れた懇願に、雷斗は一瞬目を細め、穏やかだがどこか意地悪な笑みを浮かべた。
「いいよ。」
その短い言葉とともに、彼は手に持っていたリモコンのスイッチを操作し、里美の身体に仕込まれたバイブの振動を一気に強めた。途端に、里美の身体がびくりと震え、彼女の口から抑えきれない小さな喘ぎ声が漏れた。床に座り込んだままの里美は、もはや股を閉じることも忘れ、開かれた脚の間でバイブの激しい動きに身を委ねていた。彼女の手は無意識に下半身へと伸び、バイブに触れ、自らそれを動かし始めた。その動きは、羞恥を越えた欲望に突き動かされているようだった。
雷斗はそんな里美の姿をじっと見つめながら、ゆっくりと彼女のそばにしゃがみ込んだ。セーラー服の乱れた裾と、汗で張り付いた肌が、部屋の薄暗い光の中で淫靡に映る。彼は里美の様子を観察するように視線を這わせ、ふと口を開いた。
「里美って、平日仕事してるよね? 会社で制服に着替えたりする?」
里美は振動に翻弄されながら、かろうじて雷斗の声に反応し、首を小さく振った。言葉を発する余裕もない様子だったが、その仕草が答えの代わりだった。
「ふーん、しないなら……このイヤらしい毛、剃っちゃおうよ。」
雷斗の声は軽やかだが、どこか挑戦的な響きを帯びていた。彼の手がゆっくりと里美の陰部に伸び、柔らかな陰毛に触れた。指先が軽く毛をかき分ける感触に、里美の身体がまた小さく跳ね、彼女の吐息がさらに乱れた。雷斗の指は意図的にゆっくりと動き、里美の反応を確かめるようにその場を弄ぶ。
部屋の中には、バイブの低いうなり声と、里美の抑えきれぬ喘ぎが響き合い、食卓に並んだ弁当の湯気すら忘れられたように冷めていく。雷斗の視線は里美の全てを捉え、彼女の乱れる姿を静かに支配していた。
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