ネットに晒した下着を回収した証拠写真。
指示されるままに夫が忍ばせていた数々の玩具の写真…。
途端にコメントが増え始め、そのどれもが私に蔑みの視線を向けていることが伝わる。
まるで露出狂の不満を溜め込んだ人妻が、日頃使っている玩具を持ち込んでいるように映ったのかもしれない…。
『ちっ…違うの…。私は…。私は…こんなモノ使ったとこなんてないの…。』
おぼろげながらに知ってはいたものの、現物を見るのも初めてな私に向けられた視線は、明らかに現実の私とは懸け離れた虚像を作り上げられているかのように…。
『救済の…課題…?』
ネットに集まる男性達の言葉に翻弄されて戸惑いを隠しきれない私にとって、『救済』と言う言葉が何故か文字通りの救いに感じてしまう。
しかしその内容は、一段と…いや…今日与えられた指示の中で最大級に難易度が高く、襲われてしまう危険もはらんでいるもの…。
しかし…。
『そっ…そうね…襲われても…ゴムがあるなら…中には…。』
見知らぬ男性が放った精液で汚されてしまった下着を身に着け、絞り出されるように染み出した精液を膣内に受け入れてしまった嫌悪を排除してくれるゴムの存在。
口内に醜い中年男性の精液を放たれ、生臭く忌まわしい粘り気を飲み込まされた屈辱。
どちらも夫に対する背徳と共に顔向けできない程の後ろめたさを感じている私にとって、ゴムと言う存在が私自身を守り、夫への貞操も保てる御守のように感じてしまう。
『そうよね…ゴムがあれば…安心…。』
かつてないほどの危うさに気づく事も出来ず、ゴムを得る為に指示された通りの行動を取ってしまう。
左右の乳首にローターをテープで貼付け、膣の中にもローターを押し込む…。
そして再びあの忌まわしい精液で汚されたパンティを割れ目に喰い込ませて固定すると、体内への精液の侵入を阻害するゴムをより強く欲するようになってしまう…。
『早く…ゴムをもらいに行かないと…。』
複数の男性の精液を五感で感じ、それに対する嫌悪と保身が、あり得ないほどの危険な指示にもかかわらず、私達夫婦を守るゴムを求める衝動に駆られてしまう…。
まるで何かの暗示…催眠…誘導…。
正常な判断ができないほどに追い詰められていたのは、心の奥底に眠る私自身…本当は淫らなもう一人の私がそうさせていたのだろうか…。
指示通りに玩具を固定し、ファスナーも言われた通りに胸の下まで下げ、裾からのファスナーはパンティが半分見えるまで持ち上げブースの扉を開いた…。
『早く…ゴムを持っている人を見つけないと…。』
自らの行為が異常過ぎると考えることなどができなかった。乳房の下まで開かれた胸元…下着が見えるまでに広がった裾…そんな姿すら普通のことだと感じてしまうほどに、淫らな行為に慣らされてしまったのだろうか…。
エレベーターの前、下から上がってくる数字を見つめながら…。
扉が開く瞬間…箱の中から下品な笑い声が響いていた…。
『誰か乗ってる…。』
扉が開いた瞬間…中と外の4人の動きが固まった…。
中には程よく酔いしれたであろう中年男性が3人…。扉が開いた途端、大声で話していたであろう口は半開きのまま視線を私に向けていた。
その突き刺さるような視線を全身に受けた私もその場で固まるように動けない。
自動で扉が閉まる瞬間…中の男性の一人が手で扉を押さえ…。
「おねえさん…乗るんだろう…?」
そう言って私を中に引き入れる瞬間…。
「んんっ…。」
思わず鼻から息を漏らし、身体を震わせてしまう…。
突然与えられた乳首と股間への刺激。
それが玩具の動きであることは理解できたが、リモコンで操作されているなどとは考える余裕もなかった。
それほど大きなエレベターではなく4人でいっぱいのような狭い空間。
私は3人の男性に対面するように立ち、周りを囲む男性達から見下される視線を全身で感じ…。
『やだ…オジサン達に…凄い見られてる…。』
階をひとつ上がるだけのわずかな時間が、途方もなく長い時間に感じられるほど、私は私に向けられている視線と静かに振動を始めた玩具の動きに身体を熱く火照らせてしまった…。
扉が開き外へ吐き出される4人…。
カラオケBOXのフロアへフラフラとした足取りで歩き出す私を置き去りにして3人な中男男性は先へ進むと1人が振り返り…。
「おねえさんもカラオケ…?1人なの…?
どう…?一緒に歌わないか…?」
その1人の言葉に他の2人も歩み寄り、声をかけてきた男性に肩を抱かれながら、有無を云わせない雰囲気のまま個室に連れ込まれてしまう…。
「おねえさん…凄い格好だね…いつもこんな大胆な服装なの…?」
周りを取り囲んだ男性達からの淫らで熱い視線。一人が歩み寄り肩に手を回して胸元を上から覗き込むように…。
そしてもう一人は私の足元にしゃがみ込み、下からファスナーが開いた裾を覗き込むように…。
「あっ…あの…カラオケ…じゃなくて…私…。
あの…どなたか…コン…ドーム…持ってませんか…?」
ゴムをゲットするという目的を果たすために、か細いながらもハッキリと問いかける…。
「はぁ!?なに…!?今なんて…!?」
3人は目を丸くしてそれぞれの顔を見つめるように驚き、そして3人共が同時にニヤニヤと不敵な笑みを浮かべると…。
「なんだ…おねえチャン…コンドーム欲しかったのか…。いや…みんな持ってるよ…?
で…?コンドームもらったら…それをどうするの…?」
ニヤニヤとしながら全身を舐め回すように遠慮のない視線を浴びせてくる3人…。
1人に肩を抱かれ押さえつけられるように逃げ道を奪われ、俯くだけの私に迫ってくる男性達…。
「彼氏とこれからセックスかい…?でもコンドームがなくて…俺達にコンドームをもらいにきたの…?ほら…コレだろう…?」
ポケットの中から小袋に包まれたゴムを示され、目の前でフリフリと揺らされて…。
「そっ…それ…ひとついただけませんか…?」
早くこの場から立ち去りたいと、目の前に示されたコンドームに手を伸ばそうとするその手を掴まれて…。
「タダではあげられないな…。だからこのコンドーム…どうやって使うのか教えてくれないと…彼氏とセックスするんだろう…?」
肩を抱かれ腕を掴まれたまま、目の前に揺れるコンドームを眺めながら、男性3人からの痛い程の視線を身体中に感じ、股間と乳首で振動し続ける刺激に次第に淫らな世界に堕とされていく…。
「あっ…ダメっ…。」
ワンピースの上から乳房を包み込む掌。軽く揉まれた時に男性の手に違和感が伝わる。
「はぁ…?なんだコレ…。」
そんな言葉とともにファスナーは更に下げられ、胸元を左右に拡げられてしまうと、豊かな乳房と、その頂点に貼り付けられたローターが見られてしまい…。
「あっ…イヤぁ…見ないで…。」
乳房に直接触れる掌の温もりを感じ、柔らかさを味わうかのようにヤワヤワと揉みしだかれ、乳首に貼り付けたローターをめり込ませるように押し付けられながら…。
「凄いねおねえチャン…。乳首にローター仕込んでるなんて…。なに…?コレ彼氏の趣味…?こんな格好でコンドームもらいに行ってこいなんて…やらせる彼氏もやらされるおねえチャンも変態だね…。」
ジリジリと下げられていくファスナーは下から上がってきていたファスナーも押し下げ、ワンピースの裾の一番下まで下げられしまうと、ワンピースが左右に弾けるように開いてしまう…。
「パンティも喰い込んでるし…もしかして…この中にもローター仕込んでるのか…?」
下着の上からグイグイと割れ目を押し付けられ、その度に絞り出された精液とローターが膣の中に押し込められ…。
「あっ…あぁ…イヤぁ…やめて…やめて下さい…。」
言葉とは裏腹にグイグイと押し付けられる度に身体をビクビクと跳ね上がらせてしまう私。
ワンピースは肩から腕を滑るように抜け落ち、喰い込んだパンティ1枚の姿で3人の手が身体中に這い回る…。
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