【続きです】
カシャ
突然のシャッター音に、一輝は慌ててスマホの画面を向けてカウンターを映し出す。
スマホの画面には、俯きよろけて壁に肩を預けながらこちらに向かって歩いて来る美優の姿が映っている。
ファスナーをお腹の辺りまで下げられた美優の胸元からは、真っ赤なシースルーのブラジャーが見えている。
一輝(あっ、ブラジャーをゲットした証拠の写メを撮ったのか。)
一輝は慌てて背を向けて、艶かしい吐息を漏らしながら通路を通り過ぎる美優をやり過ごす。
ペガサス『奥さん、無事ブラジャーも回収出来た様ですね。
ペナルティを回避出来て何よりでした。
パンティを回収した写メが上がってから随分時間がかかりましたが、何かトラブルでもありました?
ネカフェで起きた出来事は、何でも詳細に我々に報告して下さいね。』
一輝(どうなんだ、美優?
何もトラブルなんて起きていない。
あのキモデブ店長のちんぽをしゃぶってなんていない、と言ってくれ……。)
一輝はさっき何があったのか美優の口から聞きたい様な、でもはっきり告げられるのは怖い様な、複雑な心境で尋ねる。
ペガサス『ところで奥さんは今日、ネカフェにいやらしい遊びをしに来てるんですよね?
何か大人のおもちゃを持って来てはいないのですか?
もし何か持って来ていれば、全て写メに撮ってサイトに上げて教えて下さいね。』
一輝はサイトで振っておいて、
《バッグの中を見てご覧》
と一言だけ美優にメールを送る。
一輝は自宅を出る直前に、ワイヤレスのローターを3つ、電動バイブ、そして吸盤付きの大きなディルドーを、美優のバッグにこっそり忍ばせていた。
もちろんローター、バイブのリモコンは一輝の手元にある。
【「鬼畜系は余り好きではないかも……」
本当ですか?
今回のイメもとっても興奮させられる、素晴らしい出来でしたよ。
実は結構お好きなんじゃ……。w 】
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