美優はブースを出ると、サイトで指示された通りアダルトコーナーに向かって歩き始める。
ユーザーA(おっ、来た来た。
サイトで命令された通りの格好か……。
良くあんな谷間丸見え、おまんこチラ見えの服装で、みんなの前を歩けるもんだな。
周りの男達、みんな美優ちゃんに注目してやがる。)
美優がオープンスペースを歩いていると、それを待ち構えていた中年の男性が、美優の少し後ろをついて来る。
18禁と書かれた暖簾をくぐり美優が再びアダルトコーナーに立ち入ると、つい先程まで誰もいなかったスペースに2人も男性がおり、エロ本を立ち読みしている。
美優が入った途端、男達の視線が美優の身体に纏わり付く。
美優はサイトで言われた通り、先程と同じ場所にスマホを置き、角度を調節してからライブ配信のボタンを押す。
『おっ、始まった。
どれどれ?』
『なんか見てるコッチが緊張するよ。
これからどんな展開になるんだろ。』
一輝が見ているパソコンの画面に、先程と同じ様なアングルで、ミニワンピ姿の女性が映る。
一輝(……いよいよだ。
これから美優はボク以外の男性に……身体をイタズラされて……。)
ゴクッ
一輝は固唾を飲んで動画の成り行きを見守る。
ユーザーA(先ずは挨拶代わりに軽く……。)
美優の後ろをついて来た中年親父は、美優の背後を通り過ぎる時に、手の甲で軽く美優のお尻を撫でる。
そしてそのまま美優の左側に立つ。
と同時に美優の右隣りと背後にも他の男性がやって来て、美優は忽ち3人の男達に囲まれてしまう。
アダルトコーナーに入った時にわざと男達と距離を置いた場所に立ったにも関わらず、美優は直ぐに3人の男達に不自然な程体を密着されてしまう。
サイトを見てるユーザー『おおっ、早くも美優ちゃん、男達に囲まれちゃったよ。』
『ああっ、大丈夫かな、美憂ちゃん。
なんかおじさん心配だよ。』
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