【続きです】
一輝は自分のアブノーマルな趣味に美優を付き合わせてしまい、申し訳ないという気持ちを持っていた。
自分の欲望の赴くまま、これ以上美優に辛い思いをさせても良いものか、このネカフェに来てからずっと悩んでいた。
だが、サイトを見ている知らない男達に命令されるままオナニーしてイキそうになっている美優の姿を見て、一輝の心の中でプツンと何かが切れてしまう。
一輝(美優……絶頂したいのに何度も寸止めさせられてオアズケされて、狂おしいかい?
でもまだ逝かせてあげないよ。
心と身体を異常に昂らせたまま、焦らされ続けなさい。
次のボクからの命令に逆らえない程にね。)
遂に一輝は自分の心の中で、更なる禁断の地へと足を踏み入れる決心をする。
ペガサス『奥さん、そろそろ落ち着きましたか?
それとも次の課題が待ち遠しかったかな?
ではそんな奥さんに次の命令です。
上のファスナーは下乳まで下げて、下は股下0センチまで上げるという奥さんのいつもの格好で、再び先程のアダルトコーナーへ行って下さい。
着いたら先程と同じ場所にスマホをセットして生配信しながら、露出系の雑誌を10分間立ち読みしなさい。
10分の間、例え誰か知らない男性に身体を触られても、抵抗は一切禁止です。
散々寸止めさせられて疼く身体を、痴漢達に好き勝手に弄ばれ続けなさい。
ですが、どれ程身体を弄り回されようと、イクのは禁止ですからね。
なあに心配しなくても、男性に見つからなければただエロ本を10分間立ち読みするだけです。
奥さんにとっては、先程の寸止めオナニーの生配信に比べればなんて事無い課題ですよね?』
男性に見つからない……そんな事は期待出来ない事を、美優は良く分かっている。
先程の生配信オナニーから解放されて顔を火照らせながらブースに戻る時も、もう遅い時間にも関わらずオープンスペースで何人もの男性とすれ違っている。
その誰もが美優の顔を見てニヤニヤと意味深な笑みを浮かべており、その中の1人はスマホの画面と美優の顔を交互に見比べていたのである。
駅名を公開してかなり時間が経ち、美優が立てたスレを見てここに来たユーザーが何人居てもおかしくない状況である事も、美優には良く分かっている。
ネットユーザーA(遂にこの時が来た。
さっきのオナニー生配信の時は間に合わなかったからな。
その分今回は愉しませて貰うぜ。)
ユーザーB(アダルトコーナーに先回りして、美優ちゃんを待ち構えるとするか。)
ペガサスの書き込みが上がると直ぐ、アダルトコーナーには2・3人の痴漢達が集まり、美優の到着を今か今かと待ち構える。
【次の美優さんのイメは、アダルトコーナーに到着してスマホをセットし、エロ本を立ち読みする所までで留めて頂けると助かります。】
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