「別に謝る必要はありませんよ…。
私が指定したのは、最も気に入った洋服で来ること…ですからね…。」
意図を察し、すっとスカートを捲り上げる志保の判断の早さに男は気を良くし笑みを浮かべる。
ガラステーブル越しに見える志保の下着に視線を向けながら、
「確かに…動画で見たものと同じ、花柄…。サルート…と仰ってましたね…。
動画で確認したときは、Tバック…でしたね…?
全く同じものなのでしょうか…?」
そして視線が再び志保の顔に戻ってくる。
確かに意図を察してすぐに行動したおかげで、下着は確認できた。
しかし、その下着がTバックかどうかはわからない。
向かい合い、椅子に腰を下ろしているのだ、見えないのは当然。
「向こうの客がいる側に向かって立ち…、お尻の側だけスカートを捲れば…確認できそうですね…?
志保さん…。」
当然のように言葉にする男。
その言葉通り、関係者用の線引き…そのラインの向こうには一般客が多数。
かなり賑わっている。
そして何より、このVIP専用、のような空間は一般客の気になる空間。
ちらちらと視線は届いている。
そんなところで、男からの最初の指示。
もちろん、一般客に向けて下着を晒せ…という話ではない。
あくまで自分が確認する為…。
「どうしたんですか…?志保さん…。」
少しの間もなく、煽るような男の言葉。
拒否権などない、それを早々に理解させるように男はやや饒舌になる。
「貴女がこの動画の人物と同一人物か…。
私の指示に忠実になれる人間か…、それを確認するまでは…、何も始まりませんよ…?
そう…貴女が望むようなことは…ね…?」
その視線の先には、幾度となく志保の視線が泳いだ女を張り付けるために使用されそうな梁が。
【志保さんのシチュなので、設定にできるだけ寄り添うのは当然ですよ。
お気になさらず。
きっとそんなことがされたいんだろうな、と言う事は伝わりましたので大丈夫ですよ。
願望、性癖、全てさらけ出してくださいね。
生々しく貴女を感じたい。】
※元投稿はこちら >>