「はい!改めまして、高木です。」
軽い会釈の朝倉さんに対して、私は腰から深く追って頭を下げた。
初めて会う朝倉さんは、想像していた姿とさほど変わらない印象でした。ただ、穏やかな笑みの裏に見透かされたような視線。そう私を品定めしている、そう感じました。
送った動画の話をいきなりされて、私は一気に顔を赤らめて答える。
「いえ、とてもみっともないものを、、すみません。」
「そんな、私なりに真剣なんで、来ないなんてことは、、、ないです。」
緊張しながら、ゆっくりと答える。
コーヒーを口にしてちょっと落ち着きました。
「美味しいコーヒーです。」
やはり、このお店はサイトのお店なんだ。
「はい、朝倉さんのサイトを知ってから、遡って全て拝見させていただきました。」
よく店内を見ると所々に、女を責める仕掛けがあった。
大きな剥き出しの梁に大小のフック、床や壁にもある。それに犬用の檻も違和感なく店内にあった。店内には、ペットの犬を連れて入れるお店となっていて、実際にペットのワンちゃんが一匹いました。
でも、私の知っている店内は、全裸の女性が繋がれていたり、檻に入った姿です。
「ここのお店が、こんなに普通のお店なんで、ちょっと驚いたのですが、逆に考えるとこんな普通のお店であんな淫らな行為や恥ずかしい姿をしなくちゃならないんでんすね。それは、私も、ですよね。」
と明るい時間にはありえない会話を続けた。
【背景を作り込むのが好きなので、このままのテンポで大丈夫です。】
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