保母「亮太くん、おはようございます。
今日からはここの子になるんだね。
よろしく、景子先生だよ。」
「あなたは…斉藤さんがおっしゃっていた、ささきあんなちゃんね。
今日からよろしく、仲よくしようね。」
ほがらかな保母さんが、子供達の目線にしゃがんでコミュニケーションを取ります。
昨年度までは花菜ちゃんが通っていたため、亮太くんは秋鹿さんに連れられて保母さんに預けられることも多かったため、よく知られていました。
そして杏奈も、秋鹿さんから伝えられていたのでしょう、二人とも簡単な確認の後に保母の先生に連れて行かれました。
「杏奈ちゃーん、先生の言うこと、ちゃんと聞くのよー。
亮太くんとも仲良くねー。」
手を振りながら二人を見送ると、今度は秋鹿さんが私を連れて行きます。
秋鹿「この2階部分は、子供達は入っちゃいけない場所なの。
階段が危ないからね。」
遥「なるほど、そうですね。」
頷きながら階段を上がると、そこには他のお母様方の姿。
更衣室らしく、皆さん服を着替えていました。
秋鹿さんが明るく「おはようございまーす!」と挨拶すると、お母様方も同じような明るい声で挨拶を返します。
私は、なぜ下着まで脱いでるのに、代わりの物を着けずに園の服を着るのか理解に苦しみながら、固い声で遅れて「おはよう、ございます…」と歯切れ悪く挨拶するのでした。
秋鹿「ええっと、遥さんのロッカーは…ここね。
鍵なんてかけなくても、ここの皆さんは素直で無邪気な方ばかりだから安心して。
でもどうしても気になるなら、かけるのは自由よ。」
そう言うと、秋鹿さんはいつものロッカーらしい場所へ行き、自分の園服に着替えます。
躊躇なくブラもショーツも外して白いもっちりした肌の全裸を晒すと、まだもたついている私を急かしながらポンチョ風の園服を纏って首輪を嵌めます。
遥「あの、どうしても下着も脱がないといけないんですか?」
秋鹿「当たり前よ
ここに入ったら、貴女も私も、大人の佐々木遥さんと斉藤秋鹿じゃなくて、この首輪にあるような、園児のささきはるかちゃんとさいとうあいかなの。
園児に、こんなおしゃれなレース地の下着なんて必要ないでしょ?」
遥「でも…」
あいか「どうしても必要なら、そこの空きロッカーに大人サイズの綿パンがあるから、それを履きなさい。
本当はそういうプレイ用だけど、初登園のはるかちゃんなら許してもらえるでしょう。
…すぐに必要なくなると思うけれど。」
最後にクスッと笑われますが、その意味を分からずに園服とモコモコの綿パン、そして「ささきはるか」と刻印された首輪を嵌めます。
ついでにロッカーの鍵をかけると、急ぐ様子の秋鹿さんを追いかけるように教室に向かいました。
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