「よし…あの女子高生の横で止めろ。」
部下の運転する車で愛菜の横まで来ると、車を停めさせた。
(ガチャ…ガラガラ…)
勢いよく後部扉を開けると、私は素早く降りて愛菜を抱えると車に押し込む!…愛菜が声を上げる暇もない時間でそれを終えると再び私も乗り込み。
「出せ…」
それを合図に走り出す車…
座席に座り、愛菜を睨みつける私。愛菜は怯えた顔を私に向けている。
「こんな事はしたくないんだけどなぁ〜愛菜、自分の立場分かってるのか?…」
三つ編みの髪を掴んで引っ張り上げ、私の方に引き寄せながら話し掛ける。
そして、愛菜の昨日撮った契約書動画を見せながら…
「借金返すのに身体を捧げるって言ったんじゃねえの?…」
言いながら愛菜の頬に平手打ち…顔に跡が残るのは不味いので、腫れる程度に。そして部下に…
「適当に流して、モールの立駐に入れろ。」
そう指示した。
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