「ちょ、ちょっと大袈裟だったかな?」
少し慌て気味、笑われたことへのフォローを入れるが、何でも言える、そんな言葉を聞いて、満更でもなかったのだと少しホッとしたように笑み浮かべた。
少し強引な提案だったか…?
と、懸念したのもつかの間。
思った以上に好印象を受けたのか、その日で1番良い、晴れやかな笑顔を見ることが出来た。
様子見程度の声色、トーンで、もし懸念が過ぎるような反応だった時はすぐに誤魔化せるようにと、心のうちでは準備もしていたが、とんだ杞憂だった様。
「男の私からすれば、煩わしいだろうなって思ってたんだよ。
寒い冬ならともかく、暑い夏に…、当然のように着けなきゃ行けないブラや…。
風呂上がり、だらしない格好で部屋の中を歩くなと注意されたりすることもさ。」
前者はともかく、後者は男の想像。
しかし、有砂の話を聞いている限り、父親は男である以上に「娘の父親」であることを大事にしているように聞こえていた。
おそらく、風呂上がりの格好でさえ多少厳しく躾ける言動はあってもおかしくないだろう。
父親からの束縛のようなものから解き放ってやる、という気は別になかった。
おそらく有砂にとっては、父親が煩わしいと言うよりは、女としての振る舞いを求められることを煩わしく思っているのでは、と思ったからだ。
そこにフォーカスしたアプローチ。
別に家出を促したい訳でもない、監禁なんてもちろん論外。
ただ、有砂にとって何のしがらみもない場所、として、解放される場所を提供している感覚。
その見返りに甘い汁を啜るような、そんな感覚だった。
「そのまま…、ゆっくり振り返って…。
ゆっくりまた座ってご覧…。」
喜んで鍵を手にする有砂に声をかける男。
足の隙間に差し込まれているスマホカメラ、そのレンズがきらりと光り、スカートの中に向かっている。
当然、バレないように誤魔化す気は無い男。
ちらっと視線を下に向けるだけで、有砂もその存在を確認できる。
少女の日常を覗き見るような数分前から、徐々に有砂を自由に自らの宝物のように納めていく。
そんな変化が見え始めていた。
【弄ぶようなことをするイメージはあんまり持ってはいなかったですね。
描写にもしましたが、
有砂にとって、男でいたい自分を理解してくれる数少ない父親のような存在。
そんな貴重に感じる存在の、人には言えない欲求に可能な限り応えたいと感じている。
そんな好意を、その範囲から逸脱しない程度に、あるいは気づかれない程度に楽しむ。
くらいの範囲を考えていました。
せっかくなので相談ですが、ここからこちらの動きに対して、展開や考え方に対して、希望はありますか?
あくまでソフトな感じで盗撮、接写、視姦のようなシチュエーションを続けていくのか。
女としての羞恥、快感は本当に無いのかと接触を促していくような流れか。
欲求はさらに変態的になり、性欲処理などを促すなど。
もちろんいくつかの要素が混ざり合うもありですし、その他の要素でも一向に問題ないと思っていますが。】
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