「通報だなんてw 大袈裟だよw」
そんな事はない…
普通、スカートの中を見せてほしい…なんて事を男から言われれば、周囲に助けを求めるもの。
いくら特質系だと言え、女へ言っていい頼みではない。増してや、有砂の様な少女になど…
それに、勘のいい子や純粋過ぎない子であれば、自身の性質を利用されている、おもちゃにされようとしている…と気づくはず。
貴方のコミュニケーションは…極めて悪質なのだ。
「う~ん…スカートの中を見られるって事に対して殆ど何も感じないっていうか。
理解とか共感とは違うかな。単に、何も思わないって感じ。
いきなり階段下から覗かれたら驚くし、何で?ってなるから、そういう感情はあるけどねw
男の子は大きく足開いて座ったりを普通にするじゃん?
だらしない子だとソファーへ寝転んで片足を乗せたりさ。
そんなのスカート穿いてたら丸見え。服装の違いがあるだけでしてる格好は同じだし、パンツが見えたらそんなに変?…っていうか。
下着だから気軽に見せてもいいものではないってわかってるけどさ、スカートを穿いてるからジーンズの時と違う格好をするって…なんか変な感じがするんだよね。
マナーとして見えない様に気遣う意識は必要だけど、変に隠す必要はないんじゃないかなって思うんだ。それだったら穿かなきゃいいじゃん?
穿くんだったら自分で選んだ服装なんだし、もっとそれを楽しんだ方がいいと思うんだ(笑)
そりゃ見えちゃう事もあるよw
って…私は、そういう感覚なんだw
確かに、トランスジェンダーだからかもね(笑)ハハッw」
貴方が話をする度、自ら自己開示していく有砂。
より深く、少女の中へ潜っていける様な…
スカートの中を見られても何も感じない少女…
世のカメラマン、盗撮魔が聞いたら垂涎だろう。普通、こんな女はいない。
それも、相手は青春真っ只中のJK。
貴方は千載一遇レベルの出会いを経験しているのかもしれない。
「……w………w……」
呼吸が荒くなる貴方へ何も言わず、微笑んだ目を泳がせながら見ている…
普通なら、「キモイ」「変態」…そう言った言葉が返ってくるだろう。
しかし有砂は不思議そうな顔をしているのだ。
嫌悪感がない。
「わかる…よ?
相手の事を知りたい、見たい…中を見たい…そう気持ちは私にもある。
体、肌…どういう感じなんだろう?…そう考えた事はあるよ。
そういう感じなのかもしれないね、スカートも。
あ~…変な事言うかもだけど…
私ので良かったら…これからも見る?」
!?
「斎藤さんの気持ちもわかるけど、それを外でやったらダメじゃん?
警察のお世話になっちゃうw
かと言って、ずっと自分の中で溜め込んじゃうと良くない。
あいにく私はそういうの大丈夫だし、どうかなって思ったんだ。
色んな格好があるみたいだし、またそういうのでもいいし、そのスマホを使って盗撮?みたいな事をしてくれてもいいし…
ハハッw 変な提案だね(笑)
私も自分の事を理解してくれた時は、凄く嬉しかったから。
何か私も出来ないかなって、思ったんだ…」
【人の混沌とした部分を言語化してくださるので興奮します。
物語の雰囲気や流れへ対し言っただけでメインになる様な考えはありません。
性的要素が全くないものを書くつもりはありません。
ただ好みはあると思うのでどうしても合わない様でしたら辞退されてください。
お付き合い願える様でしたらお願いしたいですし。】
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