「今は独身だよ、少し前に離婚してね…。
良いじゃないか、結婚願望があることは悪い事じゃない。
良い人に出会えるといいね…。」
自分の離婚遍歴に対しても大きく触れることはしないが、隠さず応える。
有砂の結婚願望に関しても、相手の性別まで確認するような無粋な真似は控えた。
事実、無防備ともいえる純粋を絵にかいたような少女。
見た目も良く、スタイルも良い。
理解が得られる相手なら、たとえ男でも、女でも相手を見つけることは難しくないだろう。
男はそう思っていた。
「へぇ…見せパンも…。」
少し細かく解説してくれた有砂だったが、男の耳に大きく残ったのは見せパンも全くしない、その言葉だった。
つまり、スカート姿の今も、それを翻せば純粋に下着が見えてくる、そう考えれば股間も熱くなるという物。
「変なんかじゃないさ。
何に羞恥を感じるか…、何に興奮するかなんて、人それぞれで良いじゃないか…。何もおかしい事じゃないよ。」
フォローするように言っているようで、言葉尻はどこか女子高生に欲情する自分への慰め、のようにも聞こえる。
「確かに、スカートめくりなんて…今は聞かないね…。
気にしないってことは…、スカートを捲られても別に問題ないってことなのかな…?
例えば、不意にしゃがんだときとかに、あ、パンツ見えてるかもって思っても、見られてるって思っても、わざわざ改めて隠そうとは思わないってことなのかな…?」
気にせず応えてくれる有砂に、質問はどんどんと踏み込んでいく。
表情を見ながら、不快そうな表情を浮かべれば控えればいい、そんな開き直りもあって男も徐々に大胆になっていく。
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