「え!?ホント!?お父さんと同い年だ!すごーい、奇遇w」
同い年、そして同学年だった様。
流石に出身校などは違うだろうが、もし同じ学校なら共に過ごしていたのかもしれないのだ。
「?…斎藤さん?…」
寂しげな顔に見えた有砂は思わずキョトンとした表情を浮かべる。
「そうなんだ…子供はいないんだね……あ!じゃあ斎藤さんのお家は?
行ってもいいなら!」
少女にしては十分優しい振る舞い。
なんとなく貴方の事情を察した有砂は咄嗟に気分が上がる方法を考えたのだろう。
自ら男の自宅を提案する。
…危うい…非常に危うい…
なんて優しい少女?なのだろう…
男の怖さというものをまだ知らないのだ。
父の知らないところで、娘は変態男の手籠めにされようとされている。
特殊な性質故に付け入る姑息な男から…
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